...彼は聖壇で祈りを捧げた...
...教会の聖壇には美しい花が飾られていた...
...結婚式では、聖壇に立つことができる特別なゲストがいる...
...聖壇の前で合唱団が歌を奏でた...
...聖壇には聖書が置かれている...
...すると薄暗い聖壇の前に神父が一人跪(ひざまず)いている...
芥川龍之介 「おしの」
...誰か天火を革命の聖壇に燃やして...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...聖壇の上にひろげられている聖書のかざり金(がね)を...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...あの聖壇のまえまできたが...
海野十三 「少年探偵長」
...僧正服(そうじょうふく)とアラビア人の服とをごっちゃにしたような寛衣(かんい)をひっかけ、頭部には白いきれをすっぽりかぶり、粛々(しゅくしゅく)と進んで、聖壇にのぼり、椅子に腰を下ろした...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...そのとき来会者たちは、聖壇の上に、無声(むせい)の火花のようなものがとんだように思ったということだ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...ただ徒らに廣い空間の正面に拱形の大きな聖壇が光り輝いてゐるのだが...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...内陣から一段高くなった聖壇(チャンセル)の北側にあって...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...彼等の墓はシェイクスピアと並んで聖壇(チャンセル)に設けられ...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...二等は『並』というところらしく、司会(補導)一人、聖壇大蝋燭一対、内陣大花瓶(花とも)一対、奏楽が一曲で終り...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...失恋の男女を結婚の聖壇へ送り込むのではない」「犯人をきめるのは論理的帰納法によらねばならぬ...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...見知らぬ人の一人――確(たし)かに紳士である――が聖壇所の方へ進んで行つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...最後に聖壇の前に立って死刑を宣告され...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...聖壇もいやらしくなって...
横光利一 「旅愁」
...入口より見る正面の奥また少しく左に木製の櫃を聖壇として...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その聖壇の中央に...
吉川英治 「江戸三国志」
...優婆塞(うばそく)の聖壇十六坊の信徒を荒らし...
吉川英治 「親鸞」
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