...新日本の大正聖代號(?)に於いて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...聖代の初等教育を授けられた日本國民の一人...
石川啄木 「雲は天才である」
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伊良子清白 「孔雀船」
...嗚呼是レ聖代ノ汚点ニ非ズト謂ワンヤ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...嗚呼是レ聖代ノ汚点ニ非ズト謂ハンヤ...
田中正造 「直訴状」
...昭和聖代の御慶事 皇太子殿下の御降誕を奉祝し併せて忠君愛国の日本精神を昂揚して教育報国の誠を示す処の小学教員精神作興大会をば...
戸坂潤 「社会時評」
...聖代(せいだい)武を尚(たっと)べば官に苛酷の吏(り)を出し文を尚べば家に放蕩の児を生ず倶に免れがたし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...昭和の聖代に復興されて...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...聖代を寿(ことほ)ぐ喜悦(たのしみ)を...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...ベルファボラック皇宮にて聖代第九十一月十二日」私は大喜びで満足し...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...……かりに、そのような者があったとしましたならば、このご聖代、……世にこんなあわれな話はございません...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...冤(えん)に泣く民の一人にても存在すると云ふことは聖代の歴史の一大汚辱なりとして恐懼自戒措く能はざる人人である...
平出修 「公判」
...これも亦明治聖代の一風景である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...教育普及の聖代とか...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
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三好達治 「朝菜集」
...「老いの波かひある浦に立ちいでてしほたるるあまをたれか咎(とが)めん昔の聖代にも老齢者は罪されないことになっていたのでございますよ」と尼君は言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それは柏軒先生が若し生きながらへて此聖代に遭はれたら差詰(さしづめ)神祇官の下(もと)で大少副の中を拝せられるのだつたにと云つたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また聖代に祝しあう日もありましょう...
吉川英治 「三国志」
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