...最近、耽読する時間を持つようにしています...
...彼女は毎晩のように本を耽読しています...
...読書好きな友人は、よく耽読することがある...
...耽読をするだけでなく、読んだ内容を考えることも大切です...
...電車内で耽読する人を見かけることが多いですね...
...一人離れて日本に関する仏蘭西語の本を耽読してゐた一伊太利人――一見すればソェート・ロシアの共産党員らしい顔をしてゐながら...
阿部次郎 「帰来」
...マローの『ファウスト』とかスペンサーの或る作とかを頻(しき)りに耽読していられた事から見ても解るであろう...
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」
...森鴎外氏の『埋木(うもれぎ)』やそんなものを古書肆から猟(あさ)って来てそれらを耽読(たんどく)したり上野の図書館に通って日を消したりしながら...
高浜虚子 「子規居士と余」
...都の花などを耽読した...
田山録弥 「小説新論」
...中谷博士は『西遊記』を耽読(たんどく)して雪の学者になったと同じように...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...それも青年時代には主としてキングスレエのものなど耽読してゐたが...
平田禿木 「趣味としての読書」
...国に居る時分から軍記物や仇討物は耽読(たんどく)していたが...
二葉亭四迷 「平凡」
...最初は小狐(おぎつね)に居た頃喰付いた人情本を引続き耽読(たんどく)してみたが...
二葉亭四迷 「平凡」
...これに類する種々の物語を耽読した...
牧野信一 「鬼の門」
...私の部屋でばかり耽読してゐるのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...よく青春期に耽読した文学は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...私の場合かようなことは中学時代に耽読した徳富蘆花の影響によって知らず識らず準備されていたといえるであろう...
三木清 「読書遍歴」
...私はそれらの蔵書を耽読した...
柳田国男 「故郷七十年」
...相変らずかまどの前で古書の耽読...
山本笑月 「明治世相百話」
...女学校時代から「怪奇趣味」とか言う探偵趣味雑誌の耽読者で...
夢野久作 「少女地獄」
...その中学時代が小説の耽読時代であった...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
...孫子呉起(そんしごき)の兵書などを耽読(たんどく)していた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...文学書の耽読をやめて...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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