...最近、耽読する時間を持つようにしています...
...彼女は毎晩のように本を耽読しています...
...読書好きな友人は、よく耽読することがある...
...耽読をするだけでなく、読んだ内容を考えることも大切です...
...電車内で耽読する人を見かけることが多いですね...
...マローの『ファウスト』とかスペンサーの或る作とかを頻(しき)りに耽読していられた事から見ても解るであろう...
内田魯庵 「温情の裕かな夏目さん」
...耽読(たんどく)した小説の悪影響(あくえいきょう)もあったのでしょう...
田中英光 「オリンポスの果実」
...何ういふものが倦(う)まれずに後世まで耽読される運命を持つてゐるか...
田山録弥 「黒猫」
...都の花などを耽読した...
田山録弥 「小説新論」
...くだらない文学新聞の淫猥(いんわい)な頽廃(たいはい)的な小説を耽読(たんどく)していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...多くは古今の物語り類を耽読したり...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...ワグナーの「白鳥の騎士(ローエングリン)」の英訳本を耽読(たんどく)していたことを私は記憶している...
野村胡堂 「楽聖物語」
...中谷博士は『西遊記』を耽読(たんどく)して雪の学者になったと同じように...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...それも青年時代には主としてキングスレエのものなど耽読してゐたが...
平田禿木 「趣味としての読書」
...アッシャーがよく何時間も夢み心地で耽読(たんどく)していたものであった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...私の部屋でばかり耽読してゐるのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...よく青春期に耽読した文学は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...私の場合かようなことは中学時代に耽読した徳富蘆花の影響によって知らず識らず準備されていたといえるであろう...
三木清 「読書遍歴」
...ことにドストイェフスキーの小説を耽読した...
三木清 「読書遍歴」
...Saint(サン)-Simon(シモン)のような人の書いた物を耽読(たんどく)しているとか...
森鴎外 「沈黙の塔」
...そんなような仕事のノンビリした病院の助手らしい探偵小説の耽読者であった...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...女学校時代から「怪奇趣味」とか言う探偵趣味雑誌の耽読者で...
夢野久作 「少女地獄」
...耽読(たんどく)している...
吉川英治 「松のや露八」
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