...彼は提(たずさ)えている書物に読み耽るらしく...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...道の向うの田舍家に住んでゐた頃の追憶に耽るのだつた...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...それぞれ瞑想に耽るのである...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ヴァージルの詩集に読み耽るという調子であった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...○耽る溺れる、から、味ふ楽しむ、へ...
種田山頭火 「其中日記」
...いろいろと深い感慨に耽ることもあつた...
田山花袋 「道綱の母」
...大佐と小ヴォローヂャは何時間も撞球やピケット遊びに耽るし...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...これまでは耽るにしても昼のうちだけというのが常であって...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...和田弁太郎は夢想に耽るのである...
豊島与志雄 「春」
...「甘っぽい空想に耽るべきではない...
豊島与志雄 「反抗」
...こういう部屋に閉じ籠って熱電子の理論に耽るような生活も随分静かなものであろうと思われた...
中谷宇吉郎 「リチャードソン」
...暫らくは鼻観三昧に耽ることも忘れて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...雑談に耽る...
牧逸馬 「運命のSOS」
...昼寝の夢に耽る彼の面(おもて)を――ぴかりと視開かれた眼(まなこ)の光りを...
牧野信一 「剥製」
...それはただ單にいはゆる瞑想に耽ることではない...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...滯歐中の女難の追懷に耽るといふ一夜を描いたものである」と云つてゐるが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...また自ら静かに考えに耽るということもその中には含んでいる...
柳田国男 「故郷七十年」
...さういふ楽しみに耽る機会を与へられた北島葭江先輩自身が...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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