...たゞ酒に狂ひ色に耽るに代ふるに文章や音樂や繪畫を以てするに過ぎない...
會津八一 「趣味の向上」
...それを読み耽るのであった...
海野十三 「地球盗難」
...氏はまたその小説にさへ読み耽る事の出来ない程の...
薄田泣菫 「茶話」
...三藏の頭はいつの間にか俳句で占領されて歸路は北湖先生の宅に寄つて更に句作に耽る...
高濱虚子 「俳諧師」
...二人を上にあげて歓愛に耽る」と云うことになっているが...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...いろいろと深い感慨に耽ることもあつた...
田山花袋 「道綱の母」
...これまでは耽るにしても昼のうちだけというのが常であって...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...座ったまましばらく物思いに耽る...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...世間予の庭園に耽るを笑ふものあれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...馴致されきれないものから来る夢想に耽る...
豊島与志雄 「猫性」
...子供を設けた後までも恋愛に耽るつもりではなかった...
豊島与志雄 「理想の女」
...堕落は決して淫佚に耽る原因となり得ないわけである...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...猟奇に耽る特殊の人達を集めた...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...夜更しては読み耽る小説のおもしろさや芝居の雰囲気が...
牧野信一 「早春のひところ」
...出態の上収入を等分するといふ紳士的な条約の下に仲間に入つてゐるのだつたから自分のみが出先で酒食に耽るのみで...
牧野信一 「円卓子での話」
...いつも智謀に耽る芝居の悪侍のやうにぎろり/\と回転しては空を睨めた...
牧野信一 「武者窓日記」
...ほとんど休みなく耽るならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...さういふ楽しみに耽る機会を与へられた北島葭江先輩自身が...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
