...十字架の耶蘇に似た彼は勿論...
芥川龍之介 「南京の基督」
...審判の日7・25(夕)最後審判の日――といふと耶蘇教では一番厳(やかま)しい日で...
薄田泣菫 「茶話」
...しかもそれがバイブルに関係した物であったら耶蘇教者は一寸刻みにして研究するだろう...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...專門の歴史家の方からいふと耶蘇紀元と大抵似た位に日本が開けたやうに申します...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...頼耶(らいや)の法門のことなどは...
中里介山 「大菩薩峠」
...耶蘇(ヤソ)教的カルチュアーと同意義のものでなければ...
夏目漱石 「マードック先生の『日本歴史』」
...また耶蘇(ヤソ)の宗徒たる者は...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...これは十字架上の耶蘇だと見えて首をうなだれて眼をつぶつて居るが...
正岡子規 「ラムプの影」
...これは耶蘇(ヤソ)教で人は上帝特別の思召しもて他の諸動物と絶えて別に創作された物といい伝えたからで...
南方熊楠 「十二支考」
...須利耶さまはわれにかえって童子に向(むか)って云(い)われました...
宮沢賢治 「雁の童子」
...耶馬台の君長に微笑を投げた...
横光利一 「日輪」
...耶馬台を廻れば、われらの望みも廻るであろう...
横光利一 「日輪」
...今まで反耶の横に立って...
横光利一 「日輪」
...摩耶夫人(まやぶにん)もマリヤもこうして釈迦や基督を生み給(たも)うたのである...
与謝野晶子 「産屋物語」
...咲耶子(さくやこ)さまをはじめ忍剣(にんけん)もわれわれ三名も...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あすこが濠(ほり)のさかい……」咲耶子(さくやこ)は欄(らん)によってのびあがった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まんいち不覚(ふかく)をとりますと咲耶子(さくやこ)の身を」「それはわかっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もう咲耶子(さくやこ)はこっちへもらいうけたぞ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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