...それとも彼の妻の耶輸陀羅(やすだら)だつたか...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...「耶蘇教もいゝさ...
薄田泣菫 「茶話」
...世俗を嫌ふ耶蘇教信者も...
薄田泣菫 「茶話」
...「じゃ摩耶さん、あたしも村の方へ行ってきてよ...
竹久夢二 「おさなき燈台守」
...保活里は耶懶といふ處に居つたといはれてゐる...
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」
...耶蘇教(やそけう)ノ恩沢ヲコレニ蒙ラシムルノ外アルベカラズ」そこで...
中里介山 「大菩薩峠」
...越智氏は姉娘の槇子の方にも妹娘の麻耶子(まやこ)の方にも等分に愛嬌をふりまくので...
久生十蘭 「キャラコさん」
...麻耶子は痛快そうに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...『根本説一切有部毘奈耶破僧事(こんぽんせついっさいうぶびなやはそうじ)』十八から十九巻に竟(わた)って...
南方熊楠 「十二支考」
...あこの耶蘇(ヤソ)の眞向(まむこ)の家(うち)に...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...)子供らは棒を棄(す)て手をつなぎ合って大きな環(わ)になり須利耶さま親子を囲(かこ)みました...
宮沢賢治 「雁の童子」
...瞠若(どうじゃく)として彼女の顔を眺めている反耶の首に垂れ下げた...
横光利一 「日輪」
...咲耶子(さくやこ)がただひとり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...笛が――咲耶子(さくやこ)のしろい手に高くあげられて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...鷲(わし)はこの閣(かく)の屋根(やね)に翼(つばさ)を止(と)めているのであろう――と咲耶子(さくやこ)が欄(らん)に手をやって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...まんいち不覚(ふかく)をとりますと咲耶子(さくやこ)の身を」「それはわかっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...摩耶もそうだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...その澁川町から十里ほど溯つたあたりに普通に關東耶馬溪と呼びなされてゐる溪谷がある...
若山牧水 「樹木とその葉」
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