「耳打ち」の意味
他人の耳元で小声で話すこと
「耳打ち」の例文(場面別)
- 日常会話友達が耳打ちで『あの人の髪型、変だよ』と教えてくれた。
- ビジネス会議中、上司が耳打ちで『この案は却下する方向で進めてくれ』と伝えてきた。
- 文学・創作彼は彼女の耳元にそっと唇を寄せ、『ずっと君を愛していた』と耳打ちした。
小説での「耳打ち」の使い方
...ツと寄って耳打ちをすると強く肯(うなず)き合った...
海野十三 「キド効果」
...「見たか今の?」ホームズもそのときは動揺したらしく、私の手をぎゅっと握りしめたが、すぐと忍び笑いをはじめて、私に耳打ちした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...僕はコロメルを呼んで、君の後でちょっと一とこと喋舌りたいんだが、と耳打ちした...
大杉栄 「日本脱出記」
...今日初めて友達のマシアス・モリナーレ夫人に耳打ちされて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...ちょっと耳打ちをしたかと思うと...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あの野郎ぢやありませんか」八五郎は平次に耳打ちしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
波立一 「赤い腕章」
...「私がにらんだ通りだ」ヴォートランは屈み込んでヴォーケ夫人に耳打ちした...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いま野毛山の安亀が公園で騒いでいると気遣わし気に耳打ちした道灌山の養子...
久生十蘭 「魔都」
...何かこっそりと耳打ちをした...
堀辰雄 「曠野」
...幼い道綱をお呼び出しになって何か耳打ちをなすっていらしったが...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...揶揄(からか)うように耳打ちした...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...さらにもっこ部屋の小頭たちにも耳打ちされたようで...
山本周五郎 「さぶ」
...君のほうは君の手で、びしびし軍律を正してくれなければ我軍としても困るよ」張繍は、心のうちで、「思うつぼ」と、歓んだが、さあらぬ顔して、城中へ帰ってくると、すぐその由を、賈に耳打ちした...
吉川英治 「三国志」
...同じように耳打ちした...
吉川英治 「新書太閤記」
...お耳打ちでもして……」数正の妻は...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の手代を呼んで耳打ちすると...
吉川英治 「旗岡巡査」
...けれど、御親切のほどは、よく主人にも伝えておきますよ」穀屋の若いものが、帰って行くと、おかやは、慌(あわ)ただしく良人の部屋へ来て、耳打ちした...
吉川英治 「旗岡巡査」
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