...似而非(えぜひ)人物の似而非(えぜひ)言論を鵜呑みにせんとする...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...私は形而下(けいじか)的にも四肢を充分にのばして...
太宰治 「狂言の神」
...全くその日の天気のせいと而して通風のよくない傍聴席の不良な空気のせいである事は明らかである...
寺田寅彦 「議会の印象」
...而して更に嚇し曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...困難や危機は機械論――形而上学――に止まる限り...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...形而上学化でなければなるまい...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...谷川と小林とはブルジョア文芸に於ける代表的な而も好一対な文芸評論家だと思ったからであり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この国辱は而も今回に始まったものではないのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...而も之は哲学と文学の間とか...
戸坂潤 「読書法」
...而もそれらの人物は...
豊島与志雄 「長篇小説私見」
...而もそれが悉く足輕の所行でありましたので...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...而して其の長い間國家的に訓練された生活状態を...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...而して東京市の彩色の無い絵図面を持っていたのを...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...而して淨土僧禪僧も皆此美濃路に出でたが爲...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...而してその裏面には絆創膏に似たやうな薬品が塗つてある...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...而も此の栗の木を前にして...
室生犀星 「愛の詩集」
...「君公御入国に而(て)一度めされ候時病気に而御断申上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...呉々も馬鹿々々敷書に而は御坐候也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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