...尚お盲目者流の為めにも...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...本末をあやまつてゐる今の神道者流が...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...従って微分と総和の区別がなくなるという哲学者流の議論をしている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...何等の新味がないなどと云うのは政党者流の浅見に過ぎない...
戸坂潤 「社会時評」
...維新の文勲は毫も藩閥者流の武勲に譲らざりしが故に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の曾て敵視したる藩閥者流の助力を得て欧洲に遊び...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の言動は固より尋常袴者流と同じからずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そうしてその非常手段に反感を加えたがるのは近視眼者流の常だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...勇侠者流のような顔をして跳梁した頃のことです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...むしろ貴族者流の薄弱で元氣のない生活を思はせる...
萩原朔太郎 「青猫」
...邪道的暴論者流のように考える...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...洋学者流の心事を形容すれば...
服部之総 「福沢諭吉」
...フランスの実存主義者流のニヒリズム的解釈に反対し...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...改進の学者流と政府との間に不和あるは何ぞや...
福沢諭吉 「学者安心論」
...今の洋学者流にもまた依頼すべからざるなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...我國の皇學者流も又民權者流もよく此意味を解し得るや否や...
福沢諭吉 「帝室論」
...かやうなつまらぬ事を趣向にしてことごとしくいふのは月並者流のする事である...
正岡子規 「病牀六尺」
...この言葉は現在はほぼ俳諧者流の専売の如くなっているが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??