...もうなんにも考えずに...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...扇(おうぎ)の要(かなめ)でも除(と)ったように主家(しゅか)の乱脈になったことを考えずにはいられなかった...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...単に読み易いとか考えずに理解出来るとかいうこととは別なのだ...
戸坂潤 「読書法」
...しかしそれを考えずにはいられなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もう何も考えずに...
豊島与志雄 「渡舟場」
...おれだって行末の事を考えずにこうしてぶらぶらしているんじゃない...
永井荷風 「ひかげの花」
...ここは事情の違うことを考えずにはおられません...
中里介山 「大菩薩峠」
...店へ行って金を持って来て買おうと思う――留守を頼むよ」隠居山右衛門は金持らしく人の思惑などを考えずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なんて愛らしい子猫でしょう! この子のお名前は?」「スモークボール」彼は何も考えずに答えた...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...人と話をして居る間だけは、何も考えずに、愉快で居られるからである...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...番人たちがたいして考えずにどんどん運んでいった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...顔を洗って来ても、半日は机の前に坐ったまま、何にもせず、何にも考えずに、まじまじしていることが多い...
水野葉舟 「北国の人」
...自分と云うその者の本体の裡に戻って考えずにはいられなく成るのである...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...僕はそんな怪物の事は考えずに置く...
森鴎外 「かのように」
...ある風が他の風より体によいということを考えずにしているのであろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...親がそんな事も考えずに...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...なにも考えずに眠っていろ」登は口をきこうとした...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...考えずにいられない...
吉川英治 「松のや露八」
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