...老馬が見つかったときには...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...骨立(ほねたゝ)したる老馬の繋がれつゝ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...痩せた老馬...
太宰治 「逆行」
...その後間もなく家老馬場氏に国を逐(お)われ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...去(い)んぬる弘治(こうじ)三年の秋薬師寺家の家老馬場和泉守石山本願寺の勢を頼みて主家を横領しければ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...それはナポレオン三世時代の老馬であったそうだ...
夏目漱石 「三四郎」
...「三つ子(ご)の心は百までも」「老馬路(みち)を忘れず」という...
新渡戸稲造 「自警録」
...車の上には身分のいゝ老馬が乗っていました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...憐れな老馬に牽(ひ)かせてゆく橇(そり)の人が...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...そのほかに老馬丁も気づきました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...この老馬丁はフィールデン家に五十年間仕えていました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...どちらかと云へば私の方が遠まはしに老馬の気嫌を窺ふ位ゐであつた...
牧野信一 「夜見の巻」
...そんな冗談を呟きながら老馬の背中に鞍をつけてゐた...
牧野信一 「夜見の巻」
...支那でも斉の桓公孤竹国を伐(う)ち春往き冬反(かえ)るとて道を失うた時管仲老馬を放ちて随い行きついに道を得たという(『韓非』説林上)...
南方熊楠 「十二支考」
...たとえば一老馬が潜かにその絆(つな)がれいる※(はなかわ)を滑らしはずし...
南方熊楠 「十二支考」
...愚かしく愛すべき老馬の姿が印象づけられるに相違ない...
山本周五郎 「青べか物語」
...もう野良にでも働かすほかつかひ途がないものとわすれてゐた厩の中の老馬だつたからだ...
吉川英治 「折々の記」
...よぼよぼな老馬といえども...
吉川英治 「宮本武蔵」
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