...ここの長老職はもう三代もつづき...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...大名(だいみやう)の家老職(かろうしよく)背負(せおを)てたちし用人(ようにん)の...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...その責任を問われて中老職を免ぜられ...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...あなたは滝川御老職の御家来だもの...
山本周五郎 「新潮記」
...滝川老職も結城もひどくもがいている...
山本周五郎 「新潮記」
...――自分は御老職がたの申付けどおりにしたので...
山本周五郎 「新潮記」
...沢田老職に報告を済ませると...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...「事実を老職へ訴え出て...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...「ここにあるのが、紀州さま御老職、千石のお家の奥さまがお召しになったお品です...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「――間違ったら、その、お赦しを願いたいのですが、そのう、ですねえ、今の、……そのお話というのは、つまるところ、縁談のような……」「ようなではなく縁談ですわ」みつ枝嬢は言下にはっきりと答えた、「――父は存じませんけれど、母はもうずっとまえからお待ちしています、わたくしからおよそのことはいってあるのですから、もう一年もまえでしょうかしら」「ちょっとお待ち下さい、どうかちょっと」又四郎は狼狽(ろうばい)し当惑していった、「どうも私には、どこでそんな、いつそんなぐあいに、その、……なったものか、その点がよく記憶にないのですが、ですねえ、つまり、うう、はっきり申上げますけれども、要するに、私には国許に約束した人があるのです」「まあっ、……まあっ」みつ枝はその眼をくるっとまわしたが、それはいつものように愛らしくはみえなかった、「お約束なすったって、貴方がですか、お国許で、……まあ驚いた、わたくし初めてうかがいますわ」「ええ、私も話すのはこれが初めてです」「だってまさか貴方が、まさか」みつ枝は坐りなおした、「――いいえ、ではうかがいますわ、そのお約束なすったというのはどういう方ですの、お名前はなんと仰しゃいますの」「どういう人かということは、ちょっと説明に困るんですが、簡単にいえば、老職の娘でして、名は松家おかねというのです」「まあどうしましょう、まあ、……まちかねさまとかなんとかって、あんな方とですの」「あなたはご存じなのですか、あの人を」「知っていたら此処(ここ)でこんなことをいっていはしません、まっすぐにいって申しあげますわ、でもそれは、……そのお約束はいつなさいましたの、その方いまお幾つなのですか」「――うう、それはです、約束したのはですね、それは今から、……まる七年まえ」「まあっ、まる七年もですって」「私が二十二、その人が、そうです、……私より一つ上で、二十三のときでした」「そうするとその方、今はちょうど……」みつ枝嬢の顔がいいようのない柔らかさを帯び、その眼は再び愛らしい色に包まれた...
山本周五郎 「百足ちがい」
...どこの老職だ」「但馬守涼朝(たじまのかみすけとも)の家臣で...
吉川英治 「江戸三国志」
...いつも河原で笊(ざる)を編(あ)んでいる老職人との...
吉川英治 「私本太平記」
...この一老職にも及んでいないではないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...薬種をお納めいたしたのも、数回はございますが、日幡家の老職、竹井惣左衛門(そうざえもん)様と、てまえどもの養家の先代が少々の縁故がございましたためで、てまえ自身も日幡景親様へは、直接お目にかかったこともない程度でございますから」弥九郎はなお、この話題こそ、相手の人が自分をここへ招いた重点と覚(さと)ったので、ことばの不足を云い加えて、「――むしろ、てまえどもといたしましては、御当家こそ、ずいぶん前々からの大切なお出入り先と心得ておりまする...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝家が股肱(ここう)の老職たちだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...急に四名の老職を招いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...寺宝の歌書を見せられたり、老僧の長たらしい話などに倦(う)み果て、ようやく一日を過ごし得た黄昏(たそが)れ近く、「きょうは、ごゆるりと、煩(わずら)いなく御休息がとられましたろう」と、四名の老職が、顔を揃えて、その室に見えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...それがしは、北畠家の老職、滝川三郎兵衛で」「お名は伺っていました...
吉川英治 「新書太閤記」
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