...彼は老練家の料理人で、美味しい料理を作ってくれる...
...彼は老練家のビジネスマンで、交渉が得意だ...
...私の祖母は老練家の話し手で、いつも興味深い話をしてくれる...
...彼女は老練家のミュージシャンで、素晴らしい演奏を聴かせてくれた...
...あの指導者は老練家の野球選手で、若い選手たちに多くのことを教えている...
...或老練家彼はさすがに老練家だった...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...何ぞ汝の身を先達老練家の指揮に任ぜざる...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...さすがにその道の老練家たちだけあって...
海野十三 「宇宙戦隊」
...自分は十分王樣のダイヤモンドを截る老練家となつて...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...それとも世の中を知りぬいてゐる老練家か...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「若い僧侶の話」
...周布一派の老練家が委曲周旋(しゅうせん)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...科学的精神という一個の人間認識の遂行者としては必ずしも老練家でないことを...
戸坂潤 「現代科学教育論」
...彼は何と云っても文化・思想・の老練家だ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...なかなか老練家の手で世話をされているらしい...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...年齢においてもかなりの老練家であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...この老練家の怪おやじを船に迎え得たことの喜びは申すまでもありません...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中里介山 「大菩薩峠」
...聞えた老練家である...
牧逸馬 「運命のSOS」
...老練家のスパイが選ばれて...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...亜米利加(あめりか)公使館に七年間もいた家庭料理の老練家で加藤桝次郎(かとうますじろう)という人が日本の食物を西洋料理に応用せんと苦心の結果で工風(くふう)した新料理です...
村井弦斎 「食道楽」
...何の仕事にも老練家があり熱心家があると同様に料理人にも多年の老練家多年の熱心家が沢山あります...
村井弦斎 「食道楽」
...信長以前の老練家は...
吉川英治 「新書太閤記」
...平常の稽古や工夫も積んでいる老練家であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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