例文・使い方一覧でみる「老猫」の意味
スポンサーリンク...第八四項 老猫の怪談隠岐島（おきのしま）にては狐（きつね）がおらぬから狐憑（つ）きの話はないが... 
井上円了 「おばけの正体」
...老猫だったのです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...死期を逸した陰険な老猫を聯想する...
谷譲次 「踊る地平線」
...この牝猫（めすねこ）はもう十二三歳になる老猫なので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...こう云う老猫（ろうびょう）になって来ると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...かう云ふ老猫になつて来ると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...かう云ふ老猫になつて来ると...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...ピヱールロチが「死と悲しみの巻（リーブルドラピチヱー）」に老猫の死するさまを写せし一篇も思合されて...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...最もたちの悪い老猫（ろうびょう）だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...老猫も一切衆生（いっさいしゅじょう）の中の一物ではある...
中里介山 「大菩薩峠」
...さしも柔媚（にゅうび）にして狡猾な老猫も...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは、もう老猫で、曾ては美しかった真黒な毛も、うすよごれて艶を失っていた...
中島敦 「プウルの傍で」
...老猫（おいねこ）のことがうかんだ...
長谷川時雨 「遠藤（岩野）清子」
...古く魔は黒犬や老猫形を現ずると信じ...
南方熊楠 「十二支考」
...それが不思議なことにはさして老猫の数が増しもせず...
柳田國男 「どら猫観察記」
...そんな風だから老猫は化けると伝え...
柳田國男 「どら猫観察記」
...妖（あや）しき老猫（ろうびょう）と美猫（びびょう）の魔力に...
吉川英治 「新・水滸伝」
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