...老来に備えて、貯金をしている...
...老来の生活に対する不安を解消するため、年金制度を改革する必要がある...
...老来になっても一人暮らしを続けることは困難だ...
...老来の健康管理は大切であり、定期的な健康診断を受けることが望ましい...
...老来の趣味として、読書や旅行を楽しむ人も多い...
...………」老来(ろうらい)量を節してはいても...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...ほどなく一洵老来訪...
種田山頭火 「一草庵日記」
...老来と共に辛いもの臭いもの苦がいもの渋いものが親しくなる...
種田山頭火 「行乞記」
...――老来なか/\に思ひ惑ふことが多くて...
種田山頭火 「其中日記」
...老来ます/\この感が深い...
種田山頭火 「其中日記」
...・老来...
種田山頭火 「其中日記」
...そして老来ますます惑ひの多いことを感じないではゐられない...
種田山頭火 「草木塔」
...老来ますます健啖で...
豊島与志雄 「立札」
...四十の声を聞いて日記雑録など筆を執るごとに頻(しきり)に老来の嘆(たん)をなしたのも...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...源之助の方は僅々数年ののち公園みくに座で上演した「仮名屋小梅」が最早余りにも老来の姿に...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...其詩に「老来佳節幾歓場...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...老来いよいよ御壮健かも知れない...
吉川英治 「剣の四君子」
...わけて老来病後の身である...
吉川英治 「三国志」
...老来まったくしぼんでしまったかと思われたが...
吉川英治 「三国志」
...……などと意地の悪い質問のみ発したが、老来、至って耳の遠い大島雲八には、その半分もよく聞きとれないらしく、「はい...
吉川英治 「新書太閤記」
...老来やや旧年の名も褪(あ)せはじめて来たかの趣(おもむき)がないではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...老来いよいよ淋しくなるばかりな孤寂を嘆いておられるか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...重盛を亡くしてから老来とみに悄沈していた彼も...
吉川英治 「源頼朝」
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