...老来に備えて、貯金をしている...
...老来の生活に対する不安を解消するため、年金制度を改革する必要がある...
...老来になっても一人暮らしを続けることは困難だ...
...老来の健康管理は大切であり、定期的な健康診断を受けることが望ましい...
...老来の趣味として、読書や旅行を楽しむ人も多い...
...………」老来(ろうらい)量を節してはいても...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...一洵老来庵、先日来の酔態狂態を告白する、多少気持がよくなつた、やれ/\といふ感じである...
種田山頭火 「一草庵日記」
...老来と共に辛いもの臭いもの苦がいもの渋いものが親しくなる...
種田山頭火 「行乞記」
...老来、人のなさけがわかる! 雑木紅葉がうつくしいな!樹明来、つゞいて黎々火来、すべて予定の行動也...
種田山頭火 「行乞記」
...『老来春来共によろしく』とも『春は春風に吹かれて』とも書いた...
種田山頭火 「其中日記」
...老来ます/\この感が深い...
種田山頭火 「其中日記」
...一杯ひつかけたいのをやつとこらへた!寥平君への返事に――……お互に老来ます/\惑ひ深く恥多き嘆に堪へませんね...
種田山頭火 「其中日記」
...夜、二丘老来訪、三人でのんきぶりを発揮する...
種田山頭火 「道中記」
...晴れるほど暑かつた、一洵老来庵...
種田山頭火 「松山日記」
...頗(すこぶる)爽快を覚ゆると共にいよいよ老来の嘆あり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...老来益々(ますます)盛んな情熱を傾け尽して...
野村胡堂 「楽聖物語」
...老来かくしゃくたるものがある...
火野葦平 「花と龍」
...服部老来る、博士の祝会は十七日と定める...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...老来猶喜迎春風...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...清吉老来診...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...老来まったく青春時代の逆境に嘯(うそぶ)いた姿はなく...
吉川英治 「三国志」
...老来いよいよ多情多恨な凡人面さえなお若々しいところさえある...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...老来やや人生に安んじているまに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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