...また人より牧野老台などとそう書かれるのも全く好きません...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...老台(ろうだい)を連れてゆくまえに...
吉川英治 「大岡越前」
...ご老台……」と官兵衛はその方へすこし膝を向けかえて...
吉川英治 「黒田如水」
...そして先頭の者が、「ややご老台、よくご無事でござりましたな...
吉川英治 「剣難女難」
...老台(ろうだい)のような徳望はまだありません...
吉川英治 「三国志」
...……周都督、火攻めはどうじゃ、火術の計は」「しっッ」と周瑜は、老将の激(げき)しこむ声音(こわね)を制して、「おしずかに、ご老台...
吉川英治 「三国志」
...ご老台の工夫とも一致したか...
吉川英治 「三国志」
...……ではご老台が...
吉川英治 「三国志」
...どうかご老台(ろうだい)へよろしくお礼をもうしあげてくれ」「ハイ承知(しょうち)しました...
吉川英治 「神州天馬侠」
...『老台(ろうだい)のおことばにも...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...老台にご安堵(あんど)あるがよい」と...
吉川英治 「源頼朝」
...「ご老台...
吉川英治 「源頼朝」
...ご老台とよぶのは...
吉川英治 「源頼朝」
...「壬生(みぶ)の御老台...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「御老台、実は、こういう用意までいたしているのでござる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...お噂を耳にするは常々ながら、ご健勝のていを見て、よろこばしゅうござる」佐渡がいえば、「御老台にも、愈」と、幸村は、客の恐縮がるままに寛(くつろ)ぎを示して、「御主人、忠利(ただとし)公には、おつつがもなく、先頃は江戸表より御帰国とのこと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...御老台か」と、後ろでいった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...巌流にとっては、折もよく、巽丸(たつみまる)の水夫頭(かこがしら)が迎えに来たので、「御老台、ひと足お先へ」と、佐渡へいい、他の家中の者をも誘って、あわただしげに、船の方へぞろぞろ立去った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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