例文・使い方一覧でみる「翻る」の意味


スポンサーリンク

...露西亜(ロシア)の国旗の翻る所には必ず商業を閉すということがある...   露西亜の国旗の翻る所には必ず商業を閉すということがあるの読み方
大隈重信 「東亜の平和を論ず」

...鯉幟(こいのぼり)の翻る青葉の空に流れたなびくような気がしたものである...   鯉幟の翻る青葉の空に流れたなびくような気がしたものであるの読み方
寺田寅彦 「五月の唯物観」

...烈風に翻る布の裂け目よりも...   烈風に翻る布の裂け目よりもの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...帆先で、翻ると、それは鮮かに――単純ではあるが、単純ゆえに、他の船印よりも、目につくし、単純なものの力と、美しさとが、感じられた...   帆先で、翻ると、それは鮮かに――単純ではあるが、単純ゆえに、他の船印よりも、目につくし、単純なものの力と、美しさとが、感じられたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...白地に赤き日の丸の旗翻るニース海岸...   白地に赤き日の丸の旗翻るニース海岸の読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...夜は MAJESTIC-PALACE の広間に翻る孔雀服(パウアンヌ)の裳裾(もすそ)...   夜は MAJESTIC-PALACE の広間に翻る孔雀服の裳裾の読み方
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」

...その銀色の翼が斜めの陽(ひか)りをうけて翻ると...   その銀色の翼が斜めの陽りをうけて翻るとの読み方
牧野信一 「或るハイカーの記」

...旌旗の翻る処、彼の行動は天馬空を征くの趣があつた...   旌旗の翻る処、彼の行動は天馬空を征くの趣があつたの読み方
牧野信一 「悲しき項羽」

...第三の窓は空に翻る翼の水の切り具合を研究するために技師が半身を乗り出して空を見あげる場所であつた...   第三の窓は空に翻る翼の水の切り具合を研究するために技師が半身を乗り出して空を見あげる場所であつたの読み方
牧野信一 「沼辺より」

...屋上の星条旗の翻る音がはた/\と聞えるかのやうな長閑な芝生の隅で青年は故国の草葺の屋根からの便りを展いてゐました...   屋上の星条旗の翻る音がはた/\と聞えるかのやうな長閑な芝生の隅で青年は故国の草葺の屋根からの便りを展いてゐましたの読み方
牧野信一 「私の万年筆」

...「ワルシャワのメーデー」「スモーリヌイに翻る赤旗」そのほかは...   「ワルシャワのメーデー」「スモーリヌイに翻る赤旗」そのほかはの読み方
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第八巻)」

...翻る赤旗とともに...   翻る赤旗とともにの読み方
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」

...我々の詩集の頁が音をたてて翻るようです...   我々の詩集の頁が音をたてて翻るようですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...源氏をはじめ高官などの脱いで与える衣服の数が多くてそこにもまた秋の野の錦(にしき)の翻る趣があった...   源氏をはじめ高官などの脱いで与える衣服の数が多くてそこにもまた秋の野の錦の翻る趣があったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...翻るように身を躍(おど)らせて...   翻るように身を躍らせての読み方
横光利一 「ナポレオンと田虫」

...ふと翻るおもむきで...   ふと翻るおもむきでの読み方
横光利一 「旅愁」

...その少し後から俯向いて来る千鶴子の裾の翻る白さが...   その少し後から俯向いて来る千鶴子の裾の翻る白さがの読み方
横光利一 「旅愁」

...閑寂な姿の奔放自在に翻る春の日の一刻を...   閑寂な姿の奔放自在に翻る春の日の一刻をの読み方
横光利一 「旅愁」

「翻る」の読みかた

「翻る」の書き方・書き順

いろんなフォントで「翻る」

「翻る」の英語の意味


ランダム例文:
歴史小説   追いつめる   悠然  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
百姓一揆   影武者   門外不出  

スポンサーリンク

トップへ戻る