...この瀟洒とした先生が国民文庫刊行会の「世界名作大観」の第一部の十六冊の大部分を翻訳したと言ふことは少くとも僕には神秘だつた...
芥川龍之介 「平田先生の翻訳」
...そうして母子してその読本を翻しながら...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...その他は全く原著の忠実なる翻刻である...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...孔子や孟子などの言説も翻訳によって読み...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...X夫人の覚悟を翻えさせる途は無いものかと思い煩った...
辰野隆 「感傷主義」
...プルウストやコレットの翻訳などを読み耽(ふ)けり...
徳田秋声 「仮装人物」
...笹村が移って来る以前にいたある翻訳家も...
徳田秋声 「黴」
...地下へ翻々として落下しながら...
直木三十五 「南国太平記」
...翻(ひるがえ)つて冬となりぬる町の住居を思へば建込む家(いえ)にさらでも短き日脚(ひあし)の更に短く長火鉢置く茶の間は不断の宵闇(よいやみ)なるべきに...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...市場(いち)に街頭(まち)に私は太鼓をとどろと鳴らす紅い上衣(コート)を着て私の行くところ頭上にリボンは翩翻(へんぽん)と靡く...
中島敦 「光と風と夢」
...忽チニシテ行雲ヲ翻ヘシ忽チニシテ急雲ヲ飛バシ...
成島柳北 「他山の石」
...やはり中央席の竿頭に紫の校旗を翻してゐた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...いまその大正時代の川柳句集を翻いて見ると...
正岡容 「大正東京錦絵」
...日本語に翻訳されている部分だけでも...
宮本百合子 「明日の知性」
...勿論(もちろん)翻訳をするものが...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...抽斎をして西学(せいがく)を忌む念を翻(ひるがえ)さしめたのはこの人の力である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...源氏物語を翻訳するに適した人を...
森林太郎 「『新訳源氏物語』初版の序」
...戎克の旗が赤や青や黄を翻(ひるが)へしてゐるのも曇天の下(もと)の濁流と対照して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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