...なお英国人がその書翰の終わりに...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...パウロの書翰(しょかん)は実に有益な書翰でありますけれども...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...「チエホフ書翰集」と「オネーギン」がある筈だ...
太宰治 「猿面冠者」
...そのワイゲルトという中尉がケムニッツ市にいる姉に宛てて書いた書翰です...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...すなわちこの記録書翰中にもよく現れているのであります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...橋本左内の書翰(しょかん)などももっていた...
徳田秋声 「縮図」
...この忠告を採用し給わんと欲せば 殿下親筆を以て返翰を賜わるべく...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ポッケットより新約聖書取り出でゝ吾愛する約翰(よはね)伝第四章を且読み且眺む...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...特別な宸翰(しんかん)を二つ書かれました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分は又近衞公爵家に藏せられる百四十餘通の孝明天皇の宸翰を拜見したことがある...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...又西高辻男爵の藏せらるゝ張楚金の翰苑卷第卅に倭國の條ありて...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...父に對しては必ず西洋の書翰用紙にペンで文法の筆記でも書くやうに返事を書いてゐる...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...書翰過般、御送付相成(あいなり)候『倫理教科書』の草案、閲見(えっけん)、少々意見も有之(これあり)、別紙に認(したため)候...
福沢諭吉 「読倫理教科書」
...一五〇七年のヨハネス・トリテミアスの「ファウスタス書翰集」一五四八年ヨハンガストの「備忘録」マリンアスの「日記」...
牧野信一 「痴酔記」
...知人と書翰を取りかはすことは...
正宗白鳥 「吉日」
...対手(あいて)が高名の貴婦人だけにその書翰(しょかん)を十襲して「書くにだに手や触れけんと思うにぞ」と少々神経病気味になって居る...
南方熊楠 「十二支考」
...伝宸翰本は「みねは」のあとに「野は」...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...伝宸翰本はこれと同系統のもの)の系統の四つに別たれる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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