...聖約翰祭(せいヨハネさい)夏至(げし)の頃森陰(もりかげ)の音(おと)なひよりも...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...書翰綴(しょかんつづり)をもっていた...
海野十三 「宇宙尖兵」
...その日の第三便の来翰(らいかん)をまとめて持ってきたのであった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...翰林編修になっていた頃のことだった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...その数日後に女王はプリムスにある二人の司令官に宸翰を送った...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...パウロの書翰集(しょかんしゅう)...
太宰治 「ろまん燈籠」
...独逸ケムニッツ市ラファエスタイン街エリザヴェート・ローゼンタール男爵夫人男爵夫人御身宛の我々の書翰中にも詳しく認めておきましたとおり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この疑問はやがて本文書翰を読み進むに従って...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...しかし私の浩翰(こうかん)な犯罪秘記の中(うち)でも...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...翰(ふで)を揮い飛ぶが如きもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ところが川路から下田奉行への返翰でみると...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...書翰箋一枚くらいの長い電報であった...
中谷宇吉郎 「南極・北極・熱帯の雪」
...余に左(さ)の書翰を送った...
夏目漱石 「博士問題の成行」
...主人は少からざる尊敬をもって反覆読誦(どくしょう)した書翰(しょかん)の差出人が金箔(きんぱく)つきの狂人であると知ってから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...水戸家は良公宗翰(むねもと)が明和二年に世を去つて...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...私はこの書翰(しょかん)を貴方がたの手に委(ゆだ)ねたい...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...後光厳院宸翰本(ごこうごんいんしんかんぼん)(群書類従...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...この見方のためには伝宸翰本の文章の相違が一つの証拠として用いられ得るであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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