...この書翰集は巧みに書かれていたと云えるのだ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...中尉の書翰記録類によって御判断を願いますとおり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この書翰(しょかん)を本日認むるまでに三カ月余りを費やしたというは...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...この記録なり書翰なりに描かれている事物がさらにいかに如実に...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...他の一つは七月二十九日付飜譯のペルリの通譯官ポートマンより森山榮之助へ宛てた私的書翰のうちに昌造について觸れてある文章であつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...特に翰を裁して余を公に紹介し呉れたりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其宸翰全部は明治天皇も一時お借り上げになつて御覽になり...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...しかし翰の持出したものは...
永井荷風 「梅雨晴」
...一切(いっさい)外交上往復した書翰の大意を...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...或時(あるとき)英人であったか米人であったか幕府に書翰を出(いだ)し...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...」(トゥルン・ウント・タクジス公爵夫人宛書翰)ポオル・ヴァレリイ...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...『藩翰譜』に出でた山内一豊の妻などと似た行いだ...
南方熊楠 「易の占いして金取り出だしたること」
...その他哥舒翰(かじょかん)がその馬赤(せき)将軍の背に朝章(ちょうしょう)を加え...
南方熊楠 「十二支考」
...孔雀の羽のいろ/\はその翰(ね)より受くる養(やしなひ)おなじきに...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...翰林(かんりん)中郎将に任ぜられた...
吉川英治 「三国志」
...その使者の口から聞いた情報や書翰によって知った程度では...
吉川英治 「新書太閤記」
...「御舎弟伝七郎どのから其許(そこもと)への手翰(しゅかん)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...しかし伝宸翰本などのごとくちょうどこの推測にあてはまる異本が存し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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