...この書翰集全体を...
江戸川乱歩 「悪霊」
...四日深夜附貴翰(きかん)拝誦(はいしょう)...
太宰治 「二十世紀旗手」
...ちょっとその書翰の文面を書き写してお目にかけましょうか...
太宰治 「パンドラの匣」
...この記録書翰類が決して嘘偽りを書き立てたものでないということを...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...予(か)ねて草したる漢文の書翰を投じ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...九日付の江戸奉行宛の書翰にその苦衷を愬へた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...ところが川路から下田奉行への返翰でみると...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...法王アレキサンドル七世は特別の宸翰(しんかん)をもって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかし翰の持出したものは...
永井荷風 「梅雨晴」
...封筒だの書翰用紙(しょかんようし)だの鋏(はさみ)だの書物だのが彼の眼についた...
夏目漱石 「明暗」
...しかも大院君から一行へあてた「返翰」をもたらして...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...」(エレン・ケイ宛書翰)是度はトルストイをヤスナヤ・ポリヤナに訪ひ...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...若い時から山野に交わったせいですね」森戸文部大臣へ進呈せる書翰馬鈴薯訂正の件につき...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...心からのこの書翰(しょかん)を贈る...
柳宗悦 「民藝四十年」
...書翰の文字も原稿と同じく大抵はペン字である...
山本笑月 「明治世相百話」
...あの書翰(しょかん)が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「御舎弟伝七郎どのから其許(そこもと)への手翰(しゅかん)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...書翰紙ののせてある卓子(テーブル)の側の柔らかい椅子に体をもたせかけると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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