...「あれが仮に翠帳(すいちょう)における言語にして見ろ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...松の翠(みどり)に...
泉鏡花 「瓜の涙」
...沼(ぬ)にひとりなる法子兒(はふしご)の翡翠(かたそび)ならで...
薄田淳介 「白羊宮」
...王夫妻もなみはずれて小翠を可愛がった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...小翠を垣の上にのぼらして...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...」夫人は小翠のいうなりになって...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...昭和二十三年(一九四八)四月土井晩翠此の序を書いた一月後妻八枝が急性肺炎により一週間就床の後五月十日に死亡した...
土井晩翠 「「晩翠放談」自序」
...晩翠氏には三人の愛兒があつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...翠扇役の夢に王妃となる奴婢(みずしめ)とが...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...湯河原翠明館、道子の傷跡も思ひの他よくなってるので安心した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...しかし一人紀州の畔田翠山(くろだすいざん)は偉い学者で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...瑪瑙(めのう)や翡翠(ひすい)でこしらえた花生の鉢...
松本泰 「日蔭の街」
...六男翠暫(すいざん)が生れたことである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...翡翠を柱(ぢ)とし...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...水を離れた翡翠(かわせみ)だった...
吉川英治 「三国志」
...四方翠紗(すいしゃ)の籠屏(ろうびょう)の裡に...
吉川英治 「三国志」
...庭園の柴門には翠竹院(すいちくいん)の板額(はんがく)が見えるし...
吉川英治 「新書太閤記」
...その眸に――船島の松や雑木の翠(みどり)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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