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海野十三 「間諜座事件」
...翠葉曰く、この遊びの記念に、一同撮影せずやと...
大町桂月 「冬の榛名山」
...小翠はただ馬鹿のように笑うのみで弁解しなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...小翠は笑ってうなずいた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...またしても小翠にいかれたのが悲しくなって...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「小翠」
...指環ハ琅ノ翡翠...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...それから新道に即(つ)いたり離れたりしながら翠緑鮮かな松林の中を穿つて通じてゐる舊道の細徑を傳うて小涌谷に達する間...
近松秋江 「箱根の山々」
...去年はこの翡翠(ひすい)の色をした薔薇の虫と同種と思われるものが躑躅(つつじ)にまでも蔓延した...
寺田寅彦 「蜂が団子をこしらえる話」
...翠玉石(エメラルド)いろ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...晩翠軒――が、その次か...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...園を渉(わたつ)て屋後の堤上に到れば茶臼山より西連山翠色淡濃村園寺観すべて一図画なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六男翠暫(すいざん)が生れたことである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...私は柳の枝に倚りながら暫く翡翠色の月を見上げた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一叢(ひとむら)の幽翠(ゆうすい)につつまれて閑寂(かんじゃく)な庫裡(くり)や本堂が見える...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀のまわりに翠紗(すいしゃ)の蚊(かや)が広く繞(めぐ)っていたからであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...楼を繞(めぐ)る翠靄(すいあい)の苑(その)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...孔雀(くじゃく)の尾のような翠巒(すいらん)と翠巒の抱(いだ)くしいんとして澄んだ静寂(しじま)のなかに立っていると...
吉川英治 「親鸞」
...この表の通りに住んでいた白拍子の翠蛾と潮音の姉妹(きょうだい)は...
吉川英治 「源頼朝」
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