...空を飛んで翔(か)けるがごとし...
泉鏡花 「薄紅梅」
...(沖縄群島のような風の強い所には高く高く天にまで舞い昇るような雲雀は一匹も翔(こうしょう)していない...
伊波普猷 「進化論より見たる沖縄の廃藩置県」
...早くから広い世間に飛出して翔(こうしょう)していた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...それ以外に何時(いつ)かは俗吏の圏内を脱して自由の天地に翔(こうしょう)しようとする予(かね)ての志望が幇助(てつだ)っていた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...羽ばたきの音けたたましく大空を翔けめぐるべきはずだつた馬明生の体は...
薄田泣菫 「独楽園」
...十朝日の登るが如く文壇に飛翔し始めた私の盛名に対し...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...幽霊船の甲板で、独楽のように、ぐるぐる廻りながら、苦心惨憺(さんたん)して製作しているのが、この飛翔機だ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...そうしてそういう気流がまさしくとんびの滑翔(かっしょう)を許す必要条件なのである...
寺田寅彦 「とんびと油揚」
...ちょうどももんがあの翔(かけ)っているような格好をしている事もあった...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
......
長塚節 「草津行」
...感情の高翔(こうしょう)した気分によって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...一分間まへまで彼女が箒に跨がつて空を飛翔(とび)まはつてゐたなどとは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...白馬(はくば)翔(か)けて...
吉川英治 「三国志」
...火の鳥の如く水を翔(か)けて...
吉川英治 「三国志」
...魏延や高翔は、「この新手と戦うのは自殺するも同じである」となして、急に道をかえて、陽平関へ走り、一まずそこを守っていた...
吉川英治 「三国志」
...高翔(こうしょう)...
吉川英治 「三国志」
...しきりと天地の寂寞(せきばく)を翔(か)り立(た)てる暗い風があるばかりだった...
吉川英治 「親鸞」
...赤い火光が闇を翔(か)け狂う...
吉川英治 「日本名婦伝」
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