例文・使い方一覧でみる「翌々年」の意味


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...その翌々年の明治二十五年にも同じ題材...   その翌々年の明治二十五年にも同じ題材の読み方
上村松園 「最初の出品画」

...則重の許へ輿入(こしい)れをしたのは城攻めの翌々年にあたる天文二十年...   則重の許へ輿入れをしたのは城攻めの翌々年にあたる天文二十年の読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...翌々年の夏、私共が信州星野温泉地にある小家に暮してゐた時、寺田氏は淺間山峰の茶屋附近にある地震研究所の御用で、星野温泉の別莊に滯在中で或日の午後來訪された...   翌々年の夏、私共が信州星野温泉地にある小家に暮してゐた時、寺田氏は淺間山峰の茶屋附近にある地震研究所の御用で、星野温泉の別莊に滯在中で或日の午後來訪されたの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...ゴルドン伝を書いた翌々年「寄生木(やどりぎ)」の主人公から突然「寄生木」著作の事を委托(いたく)された...   ゴルドン伝を書いた翌々年「寄生木」の主人公から突然「寄生木」著作の事を委托されたの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...これを翌々年初めて「グレイト・ウェスタン・レイルウェー」〔汽車〕に用いたれども...   これを翌々年初めて「グレイト・ウェスタン・レイルウェー」〔汽車〕に用いたれどもの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...「日露修好條約」の成立した翌々年安政二年春まで...   「日露修好條約」の成立した翌々年安政二年春までの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...妻を失つた翌々年自分も到頭夭死をしたが...   妻を失つた翌々年自分も到頭夭死をしたがの読み方
内藤湖南 「藏書家の話」

...翌々年「聖(サン)セバスチアンの殉教(じゅんきょう)」を初演した...   翌々年「聖セバスチアンの殉教」を初演したの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...翌々年すなわち長享三年の三月...   翌々年すなわち長享三年の三月の読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...「計画(プラン)・Л(エル)」の「北極洋冬季航路開発」のほうはどうだったかというと、モスクワ科学アカデミー、地理学研究所の地質学部長エス・エル・カルピンスキー博士によって、五十七名よりなる調査隊が組織され、一九三五年三月にモスクワを出発、インジギルカの河口のクスムトエイに根拠地をおいて、翌々年、一九三七年の秋まで、足かけ三カ年にわたって、タイミル半島のベキチェフ港とカムチャッカ県の北マリインスク港を結ぶ一万露里(ベスター)の航路調査に従ったが、三六―三七年の大寒波襲来に遭い、予定の二十パーセントの効果をもあげることができず、調査としては、なんら見るものもなくモスクワに帰着した...   「計画・Л」の「北極洋冬季航路開発」のほうはどうだったかというと、モスクワ科学アカデミー、地理学研究所の地質学部長エス・エル・カルピンスキー博士によって、五十七名よりなる調査隊が組織され、一九三五年三月にモスクワを出発、インジギルカの河口のクスムトエイに根拠地をおいて、翌々年、一九三七年の秋まで、足かけ三カ年にわたって、タイミル半島のベキチェフ港とカムチャッカ県の北マリインスク港を結ぶ一万露里の航路調査に従ったが、三六―三七年の大寒波襲来に遭い、予定の二十パーセントの効果をもあげることができず、調査としては、なんら見るものもなくモスクワに帰着したの読み方
久生十蘭 「地底獣国」

...その翌々年の春あたり...   その翌々年の春あたりの読み方
正岡容 「わが寄席青春録」

...私はその頃関西には漫談も新落語(小春團治君の救世軍の落語がアッピールしたのはこの「ハムレット」吹き込みの翌々年あたりである)もなかった頃のこととて...   私はその頃関西には漫談も新落語もなかった頃のこととての読み方
正岡容 「わが寄席青春録」

...件(くだん)の竜葬洲は今日古巨獣の化石多く出す南濠州の泥湖様の処で、竜が雲雨を興す所皆竜骨ありとは、偉大の化石動物多き地を毎度風雨で洗い落して夥しく化石を露出するを竜が骨を蛻(ぬぎか)え風雨を起して去ると信じたので、原因と結果を転倒した誤解じゃ、『拾遺記』や『述異記』は法螺(ほら)ばかりの書と心得た人多いが、この記事などは実話たる事疑いなし、わが邦にも『雲根志(うんこんし)』に宝暦六年美濃巨勢村の山雨のために大崩れし、方一丈ばかりな竜の首半ば開いた口へ五、六人も入り得べきが現われ、枝ある角二つ生え歯黒く光り大きさ飯器のごとし、近村の百姓怖れて近づかず耕作する者なし、翌々年一、二ヶ村言い合せ斧鍬など携えて恐る恐る往き見れば石なり、因って打ち砕く、その歯二枚を見るに石にして実に歯なり、その地を掘れば巨大なる骨様の白石多く出(い)づと三宅某の直話(じきわ)を載せ居る、古来支那で竜骨というもの爬虫類に限らず、もとより化石学の素養もなき者が犀象その他偉大な遺骨をすべてかく呼ぶので(バルフォール『印度事彙』一巻九七八頁)、讃岐小豆島の竜骨は牛属の骨化石と聞いた...   件の竜葬洲は今日古巨獣の化石多く出す南濠州の泥湖様の処で、竜が雲雨を興す所皆竜骨ありとは、偉大の化石動物多き地を毎度風雨で洗い落して夥しく化石を露出するを竜が骨を蛻え風雨を起して去ると信じたので、原因と結果を転倒した誤解じゃ、『拾遺記』や『述異記』は法螺ばかりの書と心得た人多いが、この記事などは実話たる事疑いなし、わが邦にも『雲根志』に宝暦六年美濃巨勢村の山雨のために大崩れし、方一丈ばかりな竜の首半ば開いた口へ五、六人も入り得べきが現われ、枝ある角二つ生え歯黒く光り大きさ飯器のごとし、近村の百姓怖れて近づかず耕作する者なし、翌々年一、二ヶ村言い合せ斧鍬など携えて恐る恐る往き見れば石なり、因って打ち砕く、その歯二枚を見るに石にして実に歯なり、その地を掘れば巨大なる骨様の白石多く出づと三宅某の直話を載せ居る、古来支那で竜骨というもの爬虫類に限らず、もとより化石学の素養もなき者が犀象その他偉大な遺骨をすべてかく呼ぶので、讃岐小豆島の竜骨は牛属の骨化石と聞いたの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...翌々年の昭和二年には東隣の奥丹後半島の鯰が大いにあばれ...   翌々年の昭和二年には東隣の奥丹後半島の鯰が大いにあばれの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...ついで、翌々年も、数回にわたる交易がおこなわれ、海の彼方の文物が、俄に、都下をいろどりだした...   ついで、翌々年も、数回にわたる交易がおこなわれ、海の彼方の文物が、俄に、都下をいろどりだしたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...翌々年の寛永二十年...   翌々年の寛永二十年の読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...翌々年には改正して発布されたが...   翌々年には改正して発布されたがの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

...翌々年には四隻を率いて渡来したのであるが...   翌々年には四隻を率いて渡来したのであるがの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「翌々年」の読みかた

「翌々年」の書き方・書き順

いろんなフォントで「翌々年」


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轢殺   紙やすり   天領  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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