...其翌日か翌々日、叔母と其子等は盛岡に帰つて行つた...
石川啄木 「鳥影」
...四つのなぞ世田谷の洋館でインド人が消えうせた翌々日...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...十おくみはお安さんからはがきが来た翌々日...
鈴木三重吉 「桑の実」
...オリムピックの翌々年の春でした...
田中英光 「オリンポスの果実」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...浜田に会った翌々日の朝のことで...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...前章の翌々日の日没頃から夜へかけて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その翌々日の午後であった...
徳田秋声 「足迹」
...早速その翌々日引越してきた...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...お糸は月のいいあの晩に約束した通り、その翌々日に、それからは長く葭町(よしちょう)の人たるべく手荷物を取りに帰って来たが、その時長吉はまるで別の人のようにお糸の姿の変ってしまったのに驚いた...
永井荷風 「すみだ川」
...翌日と翌々日の新聞は...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...その翌々年―一八三〇年には...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その翌々日でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その翌々日のことであつた...
原民喜 「夏の花」
...その翌日か翌々日か小野(おの)が又(また)来て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今でも祝宴の翌日または翌々日...
柳田国男 「木綿以前の事」
...終戰後の翌々年かと覺えてをります...
吉川英治 「折々の記」
...ワリニャーニはそこで翌々日ミサを行った...
和辻哲郎 「鎖国」
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