...此記を視(み)るに翁いさゝか菌毒(きんどく)にあたりて痢(り)となり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「どうなさったのです」主翁は怒っていた...
田中貢太郎 「阿芳の怨霊」
...小八の準備(したく)するのを黙って見ていた主翁が口を出した...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...翁は今日も余等が寝て居る内に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...翌日池田を経て※別(りくんべつ)に往って此行第一の目的なる関寛翁訪問を果し...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...是が今以て子規子より翁又は先生の称呼を甘受せねばならぬ所以である...
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...予は沙翁がこれら日本の故事を聞き知ってかの語を作ったと思わぬが...
南方熊楠 「十二支考」
...白川楽翁公は酒間梅を折つて賜はつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「市翁麦飯学者之説...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...高束(たかつか)翁助は不眠を患(うれ)へた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...翁が頽齢(たいれい)に及んで起居自由ならず所謂ヨボヨボ状態に陥って居られても...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...翁は平生極めて気の弱い...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...又来なさい」◇只圓翁は重い曲を容易に弟子に教えなかったばかりでなく...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...そのうちにチューチューという雀の声が聞えたので奈良原翁はフッと気が付いた...
夢野久作 「近世快人伝」
...燃え火で吸うのが一番美味(おいし)いけになあ」奈良原翁の味覚が...
夢野久作 「近世快人伝」
...翌朝(てう)翁と夫人から鄭重な礼状を受け取つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...翁草と呼ばれて初夏の野原を飾つてゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
...たとえば歴山(アレキサンドル)大王や奈翁(ナポレオン)一世のごとき人間がかえって人生究竟の地を示したか...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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