...笛や羯鼓(かっこ)や竪琴の音も絶えて...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...また漏刻(ろうこく)の時を刻むように羯鼓(かっこ)の音が点々を打って行くのである...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...おのおの羯鼓(かっこ)を打ちながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...禰宜(ねぎ)が腰鼓(ようこ)羯鼓(かっこ)笏拍手(さくほうし)をうち...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...鐃(ツィンバルイ)や提琴や羯鼓をかたへに置いて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...羯鼓(かっこ)を打ち鳴らし...
吉川英治 「三国志」
...羯鼓(かっこ)を打つ...
吉川英治 「平の将門」
...そうして新しく唐新楽(羯鼓楽(かっこがく))が起こり...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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