...私は魚が羨しいような気がしますよ...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...羨しいったらありませんわねえ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...壮者を凌(しの)ぐ趣がおありになるのは羨しい次第である...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...今では却つてそこに戻つて行く藤母子がたまらなく羨しいのであつた...
田山花袋 「道綱の母」
...もはや羨しいなどとは思わず...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...羨しい気持を抑えることが出来ない...
戸坂潤 「学界の純粋支持者として」
...一番羨しいことであった...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...何が羨(うらやま)しいの? こんな暮しの何処が羨しいの? あなたは次々に云ふ事が変つてゆく人なのね?」「いや気にさはつたら御免...
林芙美子 「浮雲」
...さう云ふ友の意気は羨しいとしても...
原民喜 「蠅」
...」「ハヽヽヽ、羨しいや、お蝶が嫉妬(やきもち)をやきはしないの?」「好い気なもんだなア、俺は、さア!」「まつたくだね、――変な女! お蝶だよ、阿母さんぢやないよ...
牧野信一 「鏡地獄」
...悟空は寧ろ賽太歳のおめでたさが羨しい位だつた...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...どうだ羨しいだらう...
牧野信一 「冬物語」
...まあ一つゆつくり頼まう――それは兎も角君なんかの仕事は羨しいねえ...
牧野信一 「村のストア派」
...それはこのうえもなく羨しいものだ...
松濤明 「春の遠山入り」
...「澤さんは羨しいわねえ...
水上滝太郎 「九月一日」
...彼らをしてかく自由に執筆せしめた社会が羨しい...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...私なんぞはお羨しいくらいで……」「ところで在ったかい...
夢野久作 「白くれない」
...他人事ながら羨しいが...
横光利一 「上海」
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