...彼女はいつも美言を投げかけてくれる...
...美言で相手をほめると、相手も気持ちよくなる...
...上司からの美言に励まされ、今日もがんばろうと思える...
...彼は美言で誰でもうまく騙すことができる...
...彼女は美言を操ることができる人だ...
...先生は「僕は自分の自由を重んづるからすべての人の自由を重んじたい」と云ふTの言葉を美言と仰云ひましたね...
伊藤野枝 「S先生に」
...韻客(ゐんかく)の為(ため)に題詠(だいえい)の美言(びげん)をうけたるのみならず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...美言えるかしら、そういう風に……...
森本薫 「華々しき一族」
...美言うわ...
森本薫 「華々しき一族」
...衆臣の畏伏や美言をそのまま信じている高時が...
吉川英治 「私本太平記」
...美言をよろこぶ質(たち)のひとであったことは...
吉川英治 「私本太平記」
...それに寄りたかる人の美言...
吉川英治 「私本太平記」
...おれには美言を以てなぐさめていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...などという美言(びげん)が巧妙につらねてある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人の美言などが好きだった方なのであろう...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...法の悟りを得んとするものに美言佳句が何の役に立とう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...美言佳句に興ずるごときものは「ただ言語(ごんご)ばかりを翫(もてあそ)んで理を得べからず」...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...美言秀句に心を捕えられることなく直接端的に自己の精神を表現すべきことを奨(すす)めた言葉である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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