...新たに植樹した文明の苗木が成長して美果を結んだのは争えない...
内田魯庵 「四十年前」
...これを活用しその美果を収めることは出来ない...
大隈重信 「選挙人に与う」
...「顧ルニ宇内列国ノ進勢ハ日一日ヨリ急ナリ今ノ時ニ当リ紛争日ヲ曠クシ遂ニ大計ヲ遺レ以テ国運進張ノ機ヲ誤ルカ如キコトアラハ朕カ祖宗ノ威霊ニ奉対スルノ志ニ非ス又立憲ノ美果ヲ収ムルノ道ニ非サルナリ」との御諭であった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...所謂(いわゆる)あたらしい男だけが味(あじわ)い得るところの天与の美果である...
太宰治 「パンドラの匣」
...さらにすぐれた清潔の美果を味っているかも知れないが...
太宰治 「パンドラの匣」
...女というもの自身のもつ美果を...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...諸州から秋の新穀(しんこく)鮮菜(せんさい)美果(びか)などおびただしく市にはいってくるし...
吉川英治 「三国志」
...同じ美果を狙っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...魔園の美果を盗み食らった償(つぐな)いとして...
吉川英治 「新・水滸伝」
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