...我々は美味な夜食の饗応を受け...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私は日本で美味な料理を沢山味ったが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その店で出したパンは実に色も白く美味なものであったので...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...バナナは美味なりや...
太宰治 「喝采」
...これは生れてから以来食った雑煮のうちでおそらく一番上等で美味な雑煮であったろうと思われる...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...水っぽくて美味な酒が有難かった...
豊島与志雄 「或る夜の武田麟太郎」
...火の色、果実の色、熟した瓜(うり)や、オレンジや、シトロンや、美味な料理や、焼肉などの、種々の色彩(いろどり)...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...美味なものをうまいと云うようになった...
夏目漱石 「野分」
...世の中にかくも美味な果物があったのかと...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...あたかも美味なスウプか珍貴な料理かに面した時のごとく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...お年玉のお礼だの美味なボンボン物語をしていたら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...君が若し人生の美味なる酒を完全に飲み乾したければ君の手は殺人に走らなければならない...
村山槐多 「殺人行者」
...美味なほど飽きやすいもので...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...美味なことで近国随一といわれ...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...嘘ほど美味なものはなくなった...
横光利一 「黙示のページ」
...南蛮蜜柑ともいう木の実であろう」などと城中でも珍しがったが、美味なので、家康はこれを百顆(か)ほど分けて、先頃、二女の徳姫の嫁(とつ)いだ北条家へ送った...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのうちでも美味なものというのを老爺は行く行くもぎ取って行った...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...その下に美味な果肉がある...
和辻哲郎 「アフリカの文化」
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