...一一 ロゼリイス・エフィゲニウス私はどうかして姉上に、今私の感じているこの驚きの百分の一、千分の一でもをお伝えして、私の住んでいるこの都の絢爛(けんらん)さ、華麗さ、美々しさと、そしてこの都に住んでいる人々の並々ならぬ床しさや優雅さ、美しさなぞをお知らせしたいと思いますが、私の持っている筆の力くらいでは到底この驚異の万分の一をも紙の上に写し出すことは覚束(おぼつか)ないかも知れません...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...皷打ち春の女の装ひと一人して負ふ百斤の帯日本の女の帯の美々しさを...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...佐々木道誉の黄母衣(きほろ)組の美々しさだった...
吉川英治 「私本太平記」
...馬具の飾りの美々しさは...
吉川英治 「平の将門」
...平家方の軍勢三千余騎の美々しさと...
吉川英治 「源頼朝」
...目のさめるような美々しさであった...
吉川英治 「源頼朝」
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