...また、林の下草をなす、羊歯(しだ)と、つはぶきに似た草と、いろいろな蔓草とにひっかかる葉もある...
石川欣一 「可愛い山」
...歩きはじめるとトム・ソリーの飼っている羊がうつろな目で彼を見あげて...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...空気は子牛や羊の鳴き声...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...山羊と柿の木を一本おともにつれて...
壺井栄 「柿の木のある家」
...」「だってこのお羊羮...
豊島与志雄 「自由人」
...第三のには羊の葡萄酒...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私はボートの中に、牛百頭、羊三百頭の肉と、それに相当するパンと飲物を積み込みました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...それは船にいる鼠どもが、私の羊を一頭、引いて行ってしまったことです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...羊皮紙のあらゆる部分を強い熱にあててみた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...」「とっとと 来て かけぶとんの 上の 羊のほね まとめるの 手を かしなさいな...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう訳 「ちょびひげサミュエルのはなし」
...あしたの晩月が昇るころには女の人たちも羊の毛を梳いてはいられないでしょう...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...はなしかの柳家なにがしらとお成道(なりみち)なる祇園(ぎおん)演芸場へ出演せしが席への途次(みちすがら)今年(ことし)の干支なる羊或は雪達磨の形せる狸に破れ傘あしらひたるなど...
正岡容 「滝野川貧寒」
...羊歯(しだ)もすぎごけもにわかにぱっと青くなり...
宮沢賢治 「ありときのこ」
...足もとには羊歯などが茂っていた...
宮本百合子 「女の学校」
...先代のブルゴーニュ公*はただ車一台の羊の皮の争いからいかに多くの危険にあい給うたか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...日光羊羹がそのころ一本五銭だったのが...
柳田国男 「故郷七十年」
...などと牧(まき)をとかれた山羊(やぎ)みたいに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...羊が以前に飼われていた土地は不要に帰し...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??