...其の中に小羊が二匹来やがった...
有島武郎 「かんかん虫」
...ナイオ・マーシュの羊毛の梱(こり)...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...榾(ほだ)の火の大旆(たいはい)のごとはためきぬ一月十一日 九羊会...
高浜虚子 「六百句」
...兩親に附きて羊群守るべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...更に又*小屋と羊舍と園庭と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...やはり手製の田舎羊羹(いなかようかん)むしゃりむしゃりと頬(ほお)ばらるるというふうなれば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...たゞで羊たちにもごちそうが出来ます」やせた人たちは...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...エミリアンはしばらく羊の群(むれ)をながめてゐました...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...何者が狼を子羊に愛着させ得たのか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日本武芸十八般総本家囲碁将棋南京バクチ元締安直先生大日本剣聖国侍無双金茶金十郎右晴天十日興行飛入勝手次第景品沢山 福引品々勧進元 みその浦なめ六後見 壺口小羊軒入道砂翁木口勘兵衛源丁馬それを読み了(おわ)った米友が...
中里介山 「大菩薩峠」
...羊歯状の結晶について見ても...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...羊毛の毛氈を敷いた臥牀と(カン)の焚口がついているだけの簡素なものである...
久生十蘭 「新西遊記」
...1晋の宗懍(そうりん)の『荊楚歳時記(けいそさいじき)』註に魏の董(とうくん)の『問礼俗』に曰く、正月一日を鶏と為(な)し、二日を狗(いぬ)と為し、三日を羊、四日を猪(い)、五日を牛、六日を馬、七日を人と為す...
南方熊楠 「十二支考」
...また楽しみどっしゃろさかいなあ」深い鉢に粟羊羹があった...
宮本百合子 「高台寺」
...鶏(にわとり)も居るし小羊も居る...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...山羊鬚を扱(しご)いて老夫人を押止めた...
夢野久作 「笑う唖女」
...私の心は優しい羊のやうになりました...
横光利一 「火の点いた煙草」
...一頭の羊をひいて...
吉川英治 「三国志」
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