...羊公碑尚ほあり...
會津八一 「一片の石」
...山羊は二頭づゝの列をなして洞より出で...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...靴(くつ)は羊皮(ひつじがは)の上等品(じやうとうひん)でも自分(じぶん)で脱(ぬ)ぐ方(はう)が可(よ)ささうである...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...上にはおったインバネスも羊羹色(ようかんいろ)に黄ばんで...
田山花袋 「少女病」
...695今ネーリュウス一群の牧牛及び數多き羊を撰び三百を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...牛羊とともに草を噛み...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...公羊傳の中には隨分讖即ち豫言に關する考へも載つて居りまして...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
......
長塚節 「土」
...それは羊の毛を浮かべたような夏雲の奥へ飛び込んだところだったからです...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...その近くに牛や羊の飼はれてゐる牧柵などができてゆくのを...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...」鹿の子と羊羹とが...
牧野信一 「公園へ行く道」
...後に他所の女の山羊が...
南方熊楠 「十二支考」
...それは獅の首山羊の胴蛇の尾で火を吐く鵺(ぬえ)同然の怪物だ...
南方熊楠 「十二支考」
...鷺はひかりのそらに餓ゑ羊歯にはそゝぐきりさめをあしきテノールうちなして二人の紳士 森を来る...
宮沢賢治 「〔鷺はひかりのそらに餓ゑ〕」
...まだ島に山羊がゐたからな...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
...牡羊は答えました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ついには社に行くこと屠所(としょ)の羊のごときものがあった...
吉川英治 「親鸞」
...羊にんじんは、最初、もやもやした丸いものが、飛んだり跳(は)ねたりしているのしかわからなかった...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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