例文・使い方一覧でみる「羇」の意味


スポンサーリンク

...吾黨の自由不(ふき)の境界(きやうがい)を見て心を動すことはなきか...   吾黨の自由不羇の境界を見て心を動すことはなきかの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...不定、不整、不覇(は)、不(き)、と言つたやうなところに、好んで芸術の黒猫は住んでゐるやうな気がする...   不定、不整、不覇、不羇、と言つたやうなところに、好んで芸術の黒猫は住んでゐるやうな気がするの読み方
田山録弥 「黒猫」

...不――それでゐて...   不羇――それでゐての読み方
田山録弥 「黒猫」

...オレンジの花咲く野に通うて旅(きりょ)の思いが動くのだろうと思いやった事もある...   オレンジの花咲く野に通うて羇旅の思いが動くのだろうと思いやった事もあるの読み方
寺田寅彦 「イタリア人」

...図らずも旅の人となつたが...   図らずも羇旅の人となつたがの読み方
永井荷風 「里の今昔」

...わたくしは相も変らず「鳥恋旧林...   わたくしは相も変らず「羇鳥恋旧林の読み方
永井荷風 「枇杷の花」

...池魚思故淵〔鳥(きちょう)は旧林を恋い...   池魚思故淵〔羇鳥は旧林を恋いの読み方
永井荷風 「枇杷の花」

...秋の菓物杉深き溪を出で行けば草山の羊齒の黄葉に晴れ渡る空鹽谷のや馬飼ふ山の草山ゆ那須野の霧に日のあたる見ゆ(下野鹽原の奥)山梨の市の瀬村は灯ともさず榾火がもとに夜の業すも(多摩川水源地)瓜畑に夜を守るともし風さやり桐の葉とりて包むともし灯黄葉して日に/\散ればなり垂れし庭の梨の木枝の淋しも二荒山いまだ明けねば關本の圃なる梨は露ながらとる旅雜咏八月十八日...   秋の菓物杉深き溪を出で行けば草山の羊齒の黄葉に晴れ渡る空鹽谷のや馬飼ふ山の草山ゆ那須野の霧に日のあたる見ゆ山梨の市の瀬村は灯ともさず榾火がもとに夜の業すも瓜畑に夜を守るともし風さやり桐の葉とりて包むともし灯黄葉して日に/\散ればなり垂れし庭の梨の木枝の淋しも二荒山いまだ明けねば關本の圃なる梨は露ながらとる羇旅雜咏八月十八日の読み方
長塚節 「長塚節歌集 中」

...運甓居雑詠百年旧府嘆二榛荊一四面山河自作レ城 十日雲容多北走 二州水勢尽西行 遠書毎托二海商至一閑話只憑二山衲迎一官雖レ孤幸無レ恙 回レ頭已没幾同庚公篁渡此地名区慰二老孱一風光秀偉満二衰顔一東西来合巴回水 南北相臨鼎峙山 亜竹檀欒遶二旧郭一遺民絡繹渡二荒関一晩晴試望二公篁渡一人在二灘声嵐気間一ともに山国盆地の郡衙三次の地勢風光気象を実に即いて髣髴と描出してゐる...   運甓居雑詠百年旧府嘆二榛荊一四面山河自作レ城 十日雲容多北走 二州水勢尽西行 遠書毎托二海商至一閑話只憑二山衲迎一羇官雖レ孤幸無レ恙 回レ頭已没幾同庚公篁渡此地名区慰二老孱一風光秀偉満二衰顔一東西来合巴回水 南北相臨鼎峙山 亜竹檀欒遶二旧郭一遺民絡繹渡二荒関一晩晴試望二公篁渡一人在二灘声嵐気間一ともに山国盆地の郡衙三次の地勢風光気象を実に即いて髣髴と描出してゐるの読み方
中村憲吉 「頼杏坪先生」

...恐有魂夢旧苔...   恐有羇魂夢旧苔の読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...旅(きりょ)佳興に入るの時汽車人を載せて大磯に帰る...   羇旅佳興に入るの時汽車人を載せて大磯に帰るの読み方
正岡子規 「旅の旅の旅」

...困窮と病痾(びょうあ)と旅(きりょ)との三つの苦艱(くげん)を嘗(な)め尽して...   困窮と病痾と羇旅との三つの苦艱を嘗め尽しての読み方
森鴎外 「護持院原の敵討」

「羇」の読みかた

「羇」の書き方・書き順

いろんなフォントで「羇」

「羇」の英語の意味


ランダム例文:
刑余者   幇間   頭を悩ます  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
王将戦   最大手   時限爆弾  

スポンサーリンク

トップへ戻る