例文・使い方一覧でみる「羅綾」の意味


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...羅綾(らりょう)の裳裾(もすそ)を階(きざはし)の中段にひるがえし...   羅綾の裳裾を階の中段にひるがえしの読み方
谷崎潤一郎 「刺青」

...跡こそ替れ替りなき自然の工みわが匂ひ嶺に靉く夕暮は天女羅綾の舞ごろも斷片風に流れてはわれ晴空の孤月輪...   跡こそ替れ替りなき自然の工みわが匂ひ嶺に靉く夕暮は天女羅綾の舞ごろも斷片風に流れてはわれ晴空の孤月輪の読み方
土井晩翠 「天地有情」

...よその高峯の夕霞何にまがへてたどりけん羅綾のしとね引換へて今は緑の苔むしろ水とこしへに流去り花いつしかと散りぬれば夢か昨日の春の世も...   よその高峯の夕霞何にまがへてたどりけん羅綾のしとね引換へて今は緑の苔むしろ水とこしへに流去り花いつしかと散りぬれば夢か昨日の春の世もの読み方
土井晩翠 「天地有情」

...雲雀啼(ひばりな)く里は厩糞(まやこえ)かき散らし珍碩(ちんせき)火を吹いて居る禅門(ぜんもん)の祖父(じじ)正秀(まさひで)本堂はまだ荒壁(あらかべ)の柱組み         碩羅綾(らりょう)の袂(たもと)しぼりたまひぬ        秀この頭を剃(そ)った老農の姿は...   雲雀啼く里は厩糞かき散らし珍碩火を吹いて居る禅門の祖父正秀本堂はまだ荒壁の柱組み         碩羅綾の袂しぼりたまひぬ        秀この頭を剃った老農の姿はの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

......   の読み方
横瀬夜雨 「花守」

...涙などこぼさぬ曲を……』七尺の屏風は躍るともよも踰(こ)えじ羅綾(らりょう)のたもとは引けばなどか截(き)れざらん壁の高い家と家との路地の空から...   涙などこぼさぬ曲を……』七尺の屏風は躍るともよも踰えじ羅綾のたもとは引けばなどか截れざらん壁の高い家と家との路地の空からの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「羅綾」の読みかた

「羅綾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「羅綾」


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