...マリウス敗れて此河岸に濳み、萬死を出で一生を得て、難を亞弗利加(アフリカ)に避けしが、その翌年土を捲きて重ねて來るや、羅馬府を陷いれ、兵を縱(はな)ちて殺戮(さつりく)せしむること五日間なりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...一方には羅馬(ろま)教会の擅行(せんこう)を批難しながら他方には他の新教徒に附するに Dissenters(分離者)とか Nonconformists(不合者)とかの聞き悪(にく)き名称を以てするにあらずや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...阿蘭陀書房版の羅生門には...
小穴隆一 「二つの繪」
...黒みがかった緑色の甲羅がそっくりかえるばかりに...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...じつに社会各層を網羅し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...彼等は歐羅巴と交際する以前に日本は殆ど文明らしいものを持つて居らなかつたやうに思ふのです...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...仏像についで羅漢(らかん)像も...
田中貢太郎 「山寺の怪」
...また一帳羅の銘仙をひっかけていった...
豊島与志雄 「神棚」
...鮨(すし)や天麩羅(てんぷら)の立食(たちぐい)をした当時を思い出した...
夏目漱石 「道草」
...海老(えび)の鬼殻焼(おにがらやき)はあるが亀の子の甲羅煮は今でさえないくらいだから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...並んで甲羅を乾していた...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...保羅が、新聞社へ原稿を送ってあるというのは本当だとしても、その方法はたいして成功しそうもなかった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...泰文は羅(ひとえ)の直衣を素肌に着...
久生十蘭 「無月物語」
...修羅場を見たり、見つけたりですよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...こんな野蛮的の西洋料理は亜米利加へ往(い)っても欧羅巴へ往っても見られんそうだ...
村井弦斎 「食道楽」
...誤て文草に入れたる論林羅山文集に見えたり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六波羅放免の偽山伏などに取り囲まれておったのか」正季らの質問に...
吉川英治 「私本太平記」
...おそろしい修羅場(しゅらば)は知らねえやつだから」すると...
吉川英治 「神州天馬侠」
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