...するとほどなくあの婆娑羅の神が...
芥川龍之介 「妖婆」
...二階の四畳半許りの薄汚い室、座蒲団を持つて入つて来たのが、女中でなくて、印半纏(しるしばんてん)を着た若い男だつたので、渠は聞えぬ程に舌打をしたが、「天麩羅二つ...
石川啄木 「病院の窓」
...この絵の中に現れているこの建物を! ことごとく羅馬中葉期市街の真景であります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...すなわち古羅馬中葉期における羅馬の都会建築は...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...羅馬(ローマ)から電報まで打って置きながら...
橘外男 「仁王門」
...支那の畢昇が粘土で活字を作つたのは、グウテンベルグに先だつこと五百年だが、日本の陀羅尼經、天平八年法隆寺の印刷物はまたそれに先だつ二百八十年といつたやうなこと、その陀羅尼經の原版が木であつたか銅であつたかといふ詮議を、著者と共にボンヤリ畫を眺めてゐたりすると、なかなか印刷の歴史も茫洋としてゐて、いつになつたら日本の木版から活字にうつる過渡期の傳統が理解できるのかわからなかつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...お由羅処分のこと...
直木三十五 「南国太平記」
...金刀比羅様(ことひらさま)ということになりましょうから...
中里介山 「大菩薩峠」
...幸い夜を警(いまし)める羅卒(らそつ)にも逢わず...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...多くの同人達の筆に依つて花々しく羅列されてゐた...
牧野信一 「鏡地獄」
...其角には人事的の種々の変な題まで網羅せられて居るです...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...長羅(ながら)を先駆に立てた一団が...
横光利一 「日輪」
...故郷の――羅馬(ローマ)の都の人々も...
吉川英治 「江戸三国志」
...羅馬(ローマ)の田舎家(いなかや)でも写したのでしょう...
吉川英治 「江戸三国志」
...伽羅(きゃら)もむなしく...
吉川英治 「私本太平記」
...まだきのうからの余風をおさめきらない多々羅ヶ浜一里余の磯は...
吉川英治 「私本太平記」
...六波羅の捕吏(やくにん)たちの追うこともきびしくなった...
吉川英治 「親鸞」
...東儀と羅門の袂(たもと)をつかんだ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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