例文・使い方一覧でみる「置土産」の意味
スポンサーリンク...西鶴の「置土産（おきみやげ）」にある蕩児（たうじ）の一生と大差ないのである... 
芥川龍之介 「続芭蕉雑記」
...それがわたし相応の置土産（おきみやげ）なのだらう...
犬養健 「愚かな父」
...これを藩閥末路の置土産というものにする決心であるか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
......
高木貞治 「回顧と展望」
...以て上皇さまへの最後の忠誠の置土産になさらうといふ深いお考へがあるのかも知れないと言ひ...
太宰治 「右大臣実朝」
...忠誠の立派な置土産をしたつもりで居ります...
太宰治 「新ハムレット」
...わたくしもよい置土産が出来て嬉しゅうございます...
谷崎潤一郎 「細雪」
...『一代女』『置土産』に遠く及ばない...
田山録弥 「西鶴小論」
...それから引続いて『五人女』『一代女』『一代男』次に『武道伝来記』『武家義理物語』『置土産』という順序で...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...大菩薩峠を置土産にして去ったのであった...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...こんな事は多くあろう（宝永五年板『風流門出加増蔵』（『西鶴置土産』の剽窃物）三ノ二...
南方熊楠 「十二支考」
...裔一は置土産に僕を諷諫（ふうかん）したのである...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...自分が自然科学界に置土産にして来たが...
森鴎外 「妄想」
...どうぞ火星の女の置土産...
夢野久作 「少女地獄」
...ホンの置土産（おきみやげ）のつもりで書いているのだ...
夢野久作 「冗談に殺す」
...びしりッと置土産（おきみやげ）にひと鞭くれて...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...江州立退きの置土産に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...殘りは爺さんの置土産にしようと思つて買つて來た燒酎をあらかた私は飮んでしまつてゐたので...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？