...彼等は善人の罪と罪人の罪との眞僞を知らない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...三元は無罪になるだろう...
梅崎春生 「黄色い日日」
...人間の罪過罪悪の義なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...あまりに恐ろしい罪なので...
太宰治 「服装に就いて」
...影と二人きりとは確かに罪悪の部ですな...
谷譲次 「踊る地平線」
...それがためにニュートンを罪人呼ばわりするのはあまりに不公平である...
寺田寅彦 「案内者」
...たとひそれが犯罪であつたにしても...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...何についても罪悪です...
豊島与志雄 「悪夢」
...罪のない癖のために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは賤(いや)しい卑怯(ひきょう)な陰険な唾棄(だき)すべきまた嫌悪(けんお)すべき罪悪ではないか!八年このかた初めて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...無実の罪のためにこの小さな村で村八分(むらはちぶ)の目にあうことは...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...人間の罪の代りに殺されておしまいになりました救世主でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...因※(いんう)将軍の罪は許されなかったが...
中島敦 「李陵」
...あわよくば小法師の家を乗取るつもりだったのさ」「ヘエ――」「祐吉に罪を被(き)せるように仕組んだのはそのためさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このドロリと淀(よど)んだ罪毒の淵から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...犯罪史上にも珍しい詭計が仕掛けてあったのでした...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...聞くだに戦慄すべき犯罪計画を極めて易々と喋散して居る...
平出修 「逆徒」
...願にほこりて造る罪もまた宿業に起因するという点にある...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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