...A しかしそれでは好んで欺罔(ぎもう)に生きているようなものじゃないか...
芥川龍之介 「青年と死」
...君だって欺罔を破るためにこう云う生活をしているのだろう...
芥川龍之介 「青年と死」
...丸裸(まるはだか)の罔象女(みづはのめ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
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江見水蔭 「死剣と生縄」
...眉根しろき罔象(みづば)の女(め)...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...スカパン(訳者注 モリエールの戯曲「スカパンの欺罔」中の人物にて巧妙快活なる欺罔者の典型)の作り鼻がある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...在今後嗣王誕罔顯于天...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...罔顧于天顯民祗...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...故爲此以欺上罔下爾...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...「芥子粒を林檎のごとく見すという欺罔(けれん)の器」と「波羅葦僧(はらいそ)の空をも覗く...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...今ノ人諡号墓銘等ニ於テ諛媚誣罔...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「青塚ノ説」
...士と土、爪と瓜、岡と罔(もう)、齊と齋、戊(ぼ)と戌(じゅつ)、これらの区別は大方知らぬ人もなけれど商(あきなひ)と(音テキ)、班(わかつ)と斑(まだら)の区別はなほ知らぬ人少なからず...
正岡子規 「墨汁一滴」
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南方熊楠 「十二支考」
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南方熊楠 「十二支考」
...『孔子家語(けご)』や『説苑』に季桓子(きかんし)井を穿(うが)ちて土缶(つちつぼ)を得、中に羊あり、土中から狗(いぬ)を得たといって孔子に問うと、孔子はさすが博識で、われ聞くところでは狗ではなくて羊だろう、木の怪は罔両(きもうりょう)、水の怪は龍罔象、土の怪は※羊(ふんよう)というからきっと羊で狗であるまいと対(こた)えたから桓子感服したとある...
南方熊楠 「十二支考」
...車罔(しゃもう)は石に触れて火花を散らした...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
...欲レ報二罔極之万一一耳と...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...恐ろしき欺罔(ゲレン)の魔道に迷ひ入り...
夢野久作 「白くれない」
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