...孰れにしても兩者の間にある非常なる罅隙を放置して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...いよいよ没落してしまうまでにはその火焔は幾度か新しい裂罅を開いて再び復活しようとあせり...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...その罅隙は、義雄自身には、暗い死の影におほはれてゐる三途(さんづ)の川の樣だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...X線発生装置の管球に罅(ひび)をこしらえられるのを嫌って...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...加ふるに絶崖の罅隙(かげき)を穿(うが)ちて々(だう/\)深潭に落下する一小瀑あり...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...次いでそれが鋳物の裂罅から来る音響学的欠点を修正するためだということに考え及び...
寺田寅彦 「鐘に釁る」
...紅海(こうかい)は大陸の裂罅(れっか)だとしいて思ってみても...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...今ではもう大分前から方々に罅(ひび)が入ったり剥げたりして居る...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...丁寧にその罅を塗りつぶしていた...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...罅の深さと同じくらいの間隔で...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...あの全島を蔽(おお)っている氷山の裂罅(クレバス)の底で...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...最後に裂罅の底だから条件の変化も少くしてという風に考えて...
中谷宇吉郎 「雪雑記」
...ここでは焼け失せた空間と焼け残った空間が罅割れた観念のように僕の眼に映る...
原民喜 「夢と人生」
...近くに罅隙(すきま)があるらしく...
久生十蘭 「地底獣国」
...生理学上の美人はさなくとも罅壊(えみわ)れそうな両頬(りょうきょう)をいとど膨脹(ふく)らして...
二葉亭四迷 「浮雲」
......
堀辰雄 「鳥料理」
...これに反し全く不透明で罅が沢山入っているものがありましたら凡て陶器であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...狂いや罅が一つも見られなかった...
横光利一 「旅愁」
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