...中に横たはる罅隙を隔てて呆然として相對する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...罅裂(すきま)から空中に噴き出し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その罅隙は、義雄自身には、暗い死の影におほはれてゐる三途(さんづ)の川の樣だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...勝ちほこる心の罅(ひび)や秋の風私は今まで幾度か他に対する自分の勝利を謳歌(おうか)しました...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...加ふるに絶崖の罅隙(かげき)を穿(うが)ちて々(だう/\)深潭に落下する一小瀑あり...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...次いでそれが鋳物の裂罅から来る音響学的欠点を修正するためだということに考え及び...
寺田寅彦 「鐘に釁る」
...まるで罅(ひび)のはいったかのようであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...寒冷(かんれい)な空氣(くうき)の爲(ため)に陸稻(をかぼ)の特色(とくしよく)を現(あらは)して切口(きりくち)から忽(たちま)ちに罅割(ひゞわ)れになつて堅(かた)く乾燥(かんそう)した...
長塚節 「土」
...せめて罅(ひび)でも入らしてやろうと――やらないまでも時々思うのは...
夏目漱石 「坑夫」
...もっとも時(とき)には大形(おほがた)の土器(どき)に罅(ひゞ)がはひつたり破(わ)れたりした時(とき)...
濱田青陵 「博物館」
...そうしていま彼女のいる地上はあまりにも無惨に罅割(ひびわ)れているのだったが...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...毀さないまでも罅(ひび)を入れるもののやうに思へてならなかつた...
北條民雄 「道化芝居」
......
堀辰雄 「鳥料理」
...この宿(しゅく)の遊女の墓に夜ごとに訪れてくる老狐の話――なんでもその墓にひとりでに罅(ひび)が入って...
堀辰雄 「雪の上の足跡」
...花瓶には罅が入って了ったのである...
松永延造 「職工と微笑」
...空罅も殘さないやうに...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...その鍋の罅(ひび)だらけの腹の下で...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...罅裂の入った巨岩が其処に立っていると見れば...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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