例文・使い方一覧でみる「纖」の意味


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...あらん限りの微な紅と藍との色階を採る...   あらん限りの纖微な紅と藍との色階を採るの読み方
有島武郎 「秋」

...(かぼそ)き手をベルナルドオが肩に打ち掛けて秋波を送れり...   纖き手をベルナルドオが肩に打ち掛けて秋波を送れりの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...細な、薄紅い鷽(うそ)の脛のやうな莖が裾をからげたままで、寒さうに立つてゐる...   纖細な、薄紅い鷽の脛のやうな莖が裾をからげたままで、寒さうに立つてゐるの読み方
薄田泣菫 「飛鳥寺」

...江戸河にて雲(ほそぐも)縹(はなだ)に長くながれ...   江戸河にて纖雲縹に長くながれの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...玉を延(の)べたらん如き腕痲(しび)るゝばかりに打敲(うちたゝ)けども應ぜん氣(け)はひも見えず...   玉を延べたらん如き纖腕痲るゝばかりに打敲けども應ぜん氣はひも見えずの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...細をきはめたかぼそい線ではあつたが...   纖細をきはめたかぼそい線ではあつたがの読み方
中井正一 「雪」

...青い格子縞のやうな維に集中されてゐた...   青い格子縞のやうな纖維に集中されてゐたの読み方
南部修太郎 「疑惑」

...しぜんその感じは細軟弱となり...   しぜんその感じは纖細軟弱となりの読み方
萩原朔太郎 「青猫」

...そしてその毛の先から更に無數の生(うぶ)毛が光り出し...   そしてその纖毛の先から更に無數の生毛が光り出しの読み方
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」

...か弱い神經の維をがりがりとかじりつめる...   か弱い神經の纖維をがりがりとかじりつめるの読み方
萩原朔太郎 「都會と田舍」

...そんな手荒なことを』弱(かよわ)い腕を延べて...   そんな手荒なことを』纖弱い腕を延べての読み方
萩原朔太郎 「二十三夜」

...一番細な栗鼠(りす)の毛の筆を選んで...   一番纖細な栗鼠の毛の筆を選んでの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...その若い娘は整(とゝの)つた細な顏容(かほかたち)を持つてゐた...   その若い娘は整つた纖細な顏容を持つてゐたの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...私とおなじいやつが私の方へ向いて私がうごけばそいつが動きため息すればそいつもああとやるのだ私はいつもそいつを感じたとき誰にするともなくひとりでにたりとやるそいつも煤のやうに微笑する我庭の景あやめが舟のやうに浮んでゆれてゐる水盤に影がうつつてそのまはりは芝ですあをあをとした細な高麗芝です...   私とおなじいやつが私の方へ向いて私がうごけばそいつが動きため息すればそいつもああとやるのだ私はいつもそいつを感じたとき誰にするともなくひとりでにたりとやるそいつも煤のやうに微笑する我庭の景あやめが舟のやうに浮んでゆれてゐる水盤に影がうつつてそのまはりは芝ですあをあをとした纖細な高麗芝ですの読み方
室生犀星 「星より來れる者」

...かれらはそれを維になるまで噛みしめた後...   かれらはそれを纖維になるまで噛みしめた後の読み方
室生犀星 「めたん子傳」

...お上さんは(ほそ)い指尖(ゆびさき)を上框(あがりがまち)に衝(つ)いて足駄を脱いだ...   お上さんは纖い指尖を上框に衝いて足駄を脱いだの読み方
森鴎外 「壽阿彌の手紙」

...手足のく(たをやか)なるは...   手足の纖くなるはの読み方
森鴎外 「舞姫」

...普通世間で美とせられてゐる小さな弱なものではなかつたが...   普通世間で美とせられてゐる小さな纖弱なものではなかつたがの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

「纖」の読みかた

「纖」の書き方・書き順

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