例文・使い方一覧でみる「纏い」の意味

...柳の腰に纏いたり... 柳の腰に纏いたりの読み方
泉鏡花「活人形」

...しばらくして鉄片を纏いていない丸裸で... しばらくして鉄片を纏いていない丸裸での読み方
魯迅井上紅梅訳「不周山」

...文夫様と綾子様とがお親しくなると同じ頃から綾子様にお附き纏いになって...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「蛇性の執念」

...次に右の御手に纏いておいでになつていた珠をお請けになつて囓みに囓んで吹き棄てる息の霧の中からあらわれた神はクマノクスビの命...
稗田の阿禮、太の安萬侶武田祐吉訳「古事記」

...その時大楯の妻はかのメトリの王の玉の腕飾を自分の手に纏いて參りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶武田祐吉訳「古事記」

...かくてブルジョア哲学の不利な負債や足手纏いは... かくてブルジョア哲学の不利な負債や足手纏いはの読み方
戸坂潤「日本イデオロギー論」

...黒っぽい着物のよれよれに纏いついた臀部... 黒っぽい着物のよれよれに纏いついた臀部の読み方
豊島与志雄「轢死人」

...御手纏いにはなりませぬから――」「お前は... 御手纏いにはなりませぬから――」「お前はの読み方
直木三十五「南国太平記」

...足手纏いといえば足手纏いに相違ないのである... 足手纏いといえば足手纏いに相違ないのであるの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...髪を真黒な丸髷に結い地味な模様の錦紗の纏いを滑らかに纏い... 髪を真黒な丸髷に結い地味な模様の錦紗の纏いを滑らかに纏いの読み方
西尾正「陳情書」

...ようやく他人の肉の衣を纏い直すのだ――が... ようやく他人の肉の衣を纏い直すのだ――がの読み方
Ａ. ブラックウッド　A. Blackwood The Creative CAT 訳「盗聴者」

...旅路にて汚（よご）れたりと覚しき衣服を纏いいる... 旅路にて汚れたりと覚しき衣服を纏いいるの読み方
ホフマンスタアル　Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳「痴人と死と」

...もすさんはあの晩纏いを持ってお湯屋の屋根へ上ってたってけど... もすさんはあの晩纏いを持ってお湯屋の屋根へ上ってたってけどの読み方
牧逸馬「舞馬」

...この上の足手纏いはない... この上の足手纏いはないの読み方
林不忘「若き日の成吉思汗」

...この麻（オガセ）は績んだ麻を纏い掛けて繰（く）る器械であるが... この麻は績んだ麻を纏い掛けて繰る器械であるがの読み方
牧野富太郎「植物一日一題」

...うるさきは男女皆湯壺の周囲に臥して、手拭を身に纏い、湯を汲（く）みてその上に灌（そそ）ぐことなり... うるさきは男女皆湯壺の周囲に臥して、手拭を身に纏い、湯を汲みてその上に灌ぐことなりの読み方
森鴎外「みちの記」

...ほとんと裸体に近い服装に樹の皮などを纏いつけて... ほとんと裸体に近い服装に樹の皮などを纏いつけての読み方
柳田国男「山の人生」

...おかやは考えたより足手纏いにならなかった... おかやは考えたより足手纏いにならなかったの読み方
山本周五郎「日本婦道記」

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呪符天金長期化

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