...塩沢町誌編纂委員原沢米吉氏等の高説を総合し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その脚で直ぐ史料編纂局の田中義成(よしなり)博士を訪ねて...
薄田泣菫 「茶話」
...古史神話の他の部分に比して、多少進歩せる、宗教的思想を交えて、一種の哲学的宇宙論の形式を有するは、陋朴なる原始の神話時代を、既に後に遺して、宗教思想漸く発達し、哲学的思弁の、既に始まりたる時代の、精神的産物なる可く、後に記録の編纂に際して、編纂者が、之を其はじめに、記載したるものと見る可く、純粋の神話としては、之を観察し難し...
高木敏雄 「比較神話学」
...其の編纂する時には...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...編纂に關係した人が立派な學者であつた爲め...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...之を編纂したものが現はれた...
内藤湖南 「支那目録學」
...殊に宋の亡びて後八十年九十年たつて編纂するには多くの困難があつたのであらう...
内藤湖南 「支那目録學」
...過日森家より右の藏本を基として全集編纂に從事すべき旨交渉ありたり...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...午後尺牘を編纂すること前日の如し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...全集編纂の話が出た時に...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...仏教の典籍一切を分類編纂したもの)をとって来ようと思いたち...
久生十蘭 「新西遊記」
...法典の編纂を急ぐは不可なり...
穂積陳重 「法窓夜話」
...俳句分類の編纂は三年ほど前から全く放擲してしまつて居るのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...『日露海戦史』の編纂をさせられると...
柳田国男 「故郷七十年」
...彼が生涯の楽しみにしている「小学算術教科書」の編纂(へんさん)に取りかかるのであった...
夢野久作 「木魂」
...安積澹泊(あさかたんぱく)をむかえて編纂主任とし...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...藤原正氏纂訳(さんやく)『孔子全集』からもいろいろ益を得た...
和辻哲郎 「孔子」
...六七カ月を費してフェルナンデスが日本文法書や語彙を編纂するのを眺めつつ...
和辻哲郎 「鎖国」
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