...これもやっぱり「苦しい時の神頼み」かも知れないんだが、………明くる日の朝、私は七時に飛び起きて近所の自動電話へ馳(は)せ附け、電話帳を繰ると、好(い)い塩梅(あんばい)に浜田の家が見つかりました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...何日(いつ)であったか寝床を出て鉢前の処の雨戸を繰ると...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...ページをパラパラと繰るうちに...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...この将校の顔から髪から髯(ひげ)からページを繰る手つきから...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...勇を頼みて槍を繰る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...蜘蛛が糸を繰るのは本能であるが...
戸坂潤 「技術の哲学」
...巧な者は手繰ることが早いから風の向きのみで勝敗が決するという事もなかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...追想おのづから縷々(るる)として糸を繰るが如し...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...「この上は醫者の北村道作の方を手繰るの外はあるまいよ」平次は休む隙もなく八五郎と一緒に弓町まで出かけました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手摺(てすり)の雪は雨戸を繰る時大方拂ひ落された樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...筆を啣(くわ)えて忙(いそがわ)し気に帳簿を繰るものと種々さまざま有る中に...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ガラリと雨戸を繰ると...
二葉亭四迷 「平凡」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...また大きな運命の繰る道具として...
水野仙子 「輝ける朝」
...阿弥陀仏と唱えて数珠(じゅず)の緒を繰ることをした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...合唱の群糸を繰るパルチェエの中の一番貴いあなた...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...いましがた雨戸を繰る音がしたと存じます...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...心で指を繰るように...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
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