...船へあがるまでは……」繭玉が二つ...
海野十三 「地球発狂事件」
...繭玉(まゆだま)のようなもの?」「ええ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しこたま買いこんだ繭玉(まゆだま)や達磨(だるま)などをてんでにぶら下げ...
徳田秋声 「縮図」
...繭玉(まゆだま)...
永井荷風 「深川の唄」
...督弁政務使が象牙の箸で繭玉を一つつまみだす...
久生十蘭 「新西遊記」
...たとえればあのお正月の繭玉の枝々のごとく...
正岡容 「小説 圓朝」
...正月にかざる繭玉の由来はこれだと申します...
宮原晃一郎 「竜宮の犬」
...繭玉(まゆだま)の餅を食うのを繭掻きもしくは繭ねりというの類である...
柳田国男 「年中行事覚書」
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