...繭(まゆ)から絹糸を繰っている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その繭で絹がとれるのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...繭の壁をあつくする事を続けてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...繭子夫人はふらふらになって苅谷邸の玄関先まで戻って来た...
海野十三 「奇賊は支払う」
...繭玉(まゆだま)のようなもの?」「ええ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこは繭買(まゆか)いなどの来て泊るところで...
徳田秋声 「足迹」
...五十三繭買いや行商人などの姿が...
徳田秋声 「あらくれ」
...一切合切(いっさいがっさい)屑繭(くずまゆ)まで売ってのけて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...熟蚕(しき)を拾ったり繭を掻いたり自身働いて溜めた巾着の銭で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...産繭処理統制法案...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...繭を喰破るだけの力が残っているか...
中島敦 「光と風と夢」
...俊頼(としより)の歌に「山里のこやのえびらに漏(も)る月の影にも繭(まゆ)の筋は見えけり」とあるえびらは...
正岡子規 「人々に答ふ」
...真白な瓢形(ひさごがた)の繭(まゆ)をいっぱい藁(わら)の枝に産み作ることや...
横光利一 「洋灯」
...三春繭(はるまゆ)の生糸を横浜へ持って行って...
吉川英治 「旗岡巡査」
...秋繭(あきまゆ)の時ゃあよかったさあ...
吉川英治 「旗岡巡査」
...「繭買(まゆかい)の銀六...
吉川英治 「無宿人国記」
...繭や生糸の値ががた落ちになっていたため...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...白骨の湯に行けば繭の相場が解ると云われているほど...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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