...光政は繍眼児(めじろ)のやうに口を窄(つぼ)めて...
薄田泣菫 「茶話」
...繍眼児(めじろ)...
永井荷風 「一夕」
...柳浪先生の繍眼児(めじろ)を飼ひて楽しみとせられしはあたかも余の始めて先生を見たりしその頃より始まりしなり...
永井荷風 「書かでもの記」
...その後重ねて教を乞ひにと行く度々鳥籠は一ツ二ツと増(ふ)え来(きた)りてその年の冬には六畳の間の片隅一間の壁に添ひて繍眼児の籠はさながら鳥屋の店の如く積重ねらるる事二...
永井荷風 「書かでもの記」
...三人ずつ繍眼児押(めじろお)しに顔を突出(つきだ)して...
永井荷風 「つゆのあとさき」
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