...自分は益社會と自己とを繋ぐ縷の如く細きものの如何に自分の生活にとつて切要であるかを知る...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...小さい屑を大きい屑に繋ぐ繊維に相当するものが重力である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...避雷針に接地線を繋ぐことは...
海野十三 「雷」
...すぐに投獄して鎖で繋ぐように命令された...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...また将来浦塩斯徳(ウラジオストック)の軍港に大軍艦を繋ぐということは支那海...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...」首を繋ぐ法12・20(夕)和蘭(オランダ)のアメロンゲンの城に落ちのびた前(さき)の独逸皇帝は...
薄田泣菫 「茶話」
...命を繋ぐより他はなかったに違いない...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...糸でも切れたのを繋ぐのか...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...オートメドーンは命を聞き戰車に繋ぐ二駿足...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...而も彼れの位地及び人物は此の點に於て黨人の望を繋ぐに足らざるを如何せむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そしてその二つの岡部を繋ぐものは...
豊島与志雄 「二つの途」
...千里を繋ぐ牽(ひ)き綱(つな)もあろう...
夏目漱石 「薤露行」
...ウージェーヌが車に五頭の牛を繋ぐだけの時間すら与えなかったレストー夫人のところで泥沼にはまってしまった後...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...この囚人団を城の地下室の牢獄へ繋ぐように命じた...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...船と波止場を繋ぐ板梯子(ギャングウエイ)は一つを残して凡べて引き下ろされた...
牧逸馬 「運命のSOS」
...余はこれに未来の望を繋ぐことには...
森鴎外 「舞姫」
...其れに前の家家(いへいへ)の柱や欄干や旗やゴンドラを繋ぐ杭(くひ)などが様様(さま/″\)の色を映してるのが溜(たま)らなく美しい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...それを繋ぐ山と山との肩の間から...
吉川英治 「宮本武蔵」
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