...しいて筑波(つくば)の葉山繁山(しげやま)を分け入るのは軽々しいことと人の批議するのが思われ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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横瀬夜雨 「花守」
...繁山の岬のかげの八十島(やそしま)をしまづたひゆく小舟ひさしきしたたかにわれに喰はせよ名にし負ふ熊野が浦はいま鰹時むさぼりて腹な破りそ大ぎりのこれの鰹の限りは無けむ琴彈の濱の松かぜ斷えぬると見れば沖邊を雨のゆくなり山や海の事ばかり書いてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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