...仕事が忙しく御用繁多です...
...御用繁多な中、お時間をいただけたこと、ありがとうございます...
...彼は公的な御用繁多な立場にあります...
...御用繁多で、なかなか会えないけれど、頑張っています...
...御用繁多なため、今日はお断りさせていただきます...
...そこでさすがの佐渡守も、あまりの事に呆(あき)れ返って、御用繁多を幸に、早速その場を外(はず)してしまった...
芥川龍之介 「忠義」
...俗務繁多にて延引仕(つかまつ)り何とも申訳がないが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...仕事が繁多なので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仕事が繁多なので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「だつて、御用繁多な方が、一軒々々菊細工(きくざいく)を覗いて、一刻半も油を賣つてるんですもの」「何?」「その癖、お茶も呑まずに引返すぢやありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三日ばかり海を眺め乍ら底拔け騷ぎをやらうといふ計略(けいりやく)なんで」「計略と來やがつたな」「あつしは御用繁多で江戸を拔けられず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――お前の御用繁多も笑はせるぜ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その年は事務繁多で手繰りがつかず...
久生十蘭 「奥の海」
...人事繁多の今の文明世界に於て...
福沢諭吉 「女大学評論」
...左れば今日人事繁多(はんた)の世の中に一家を保たんとするには...
福沢諭吉 「女大学評論」
...抑も一國文明の元素は際限なく繁多なるものにして...
福沢諭吉 「帝室論」
...多々益これを奬勵して繁多ならしむるにあり...
福沢諭吉 「帝室論」
...されば到底この繁多なる事物を教えんとするもでき難きことなれば...
福沢諭吉 「文明教育論」
...法規・条文の繁多とその牽強付会から生ずる不正とを恐れている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わが邦の地名がいずれの国よりも繁多であるということだけは...
柳田國男 「地名の研究」
...「御用繁多でお疲れになったのですね」「そうだろうね...
山本周五郎 「落ち梅記」
...「御用の繁多なことはもちろんでしょうが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...御用繁多の折柄に付(つき)...
夢野久作 「斬られたさに」
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