...しかし人通りの繁い川岸通りまで引き出して一時頃まで稼ぎ...
「小祝の一家」
...ほの暗い行燈と虫声の繁い屋敷うちに...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...大鉄橋が朝鮮の新義州の市街と安東とを繁いでゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...この二三日とりわけても出入が繁いのださうだ...
若山牧水 「熊野奈智山」
...この樹木の繁いことが少なからずこの山の眺めを深くもし大きくもしているのである...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
...兎に角他の石楠木と比べて葉が甚だ細くて枝が繁い...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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