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饗庭篁村 「木曾道中記」
...或經驗を總攬し形成し――從つて書く――努力とは必ずしも一致しない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...渠は全身が總毛立つほど威嚴のない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...立憲政友會ありて而る後に總裁あるに非ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...半分位までは劉向自身が總裁の資格になつてそれを編纂したものらしく思はれます...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...二三日前(にちまへ)彼(かれ)が上總(かづさ)から歸(かへ)つた晩(ばん)...
夏目漱石 「門」
...――上總屋の番頭金五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...徳松の不始末が知れた上、主人の總兵衞は、お道のおしやれで薄つぺらなのが段々嫌になつたのさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...支配人總兵衞が見えなくなつた時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前は昨夜下總屋を覗いたさうぢやないか」「宵のうちにちよいと覗きましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの總髮は鉢卷をして居るから誤魔化されたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...富士は何處からも見られ、秩父や、箱根の連山は遠く、欅の巨樹のつらなる丘の裾は、多摩や荒川の清流が貫ぬき、月は、草よりいでて草に入る、はては、ささら波の寄せる海となり、安房上總は翠波と浮んで、一方下總の洲は、蘆荻が手招ぎしてゐる...
長谷川時雨 「東京に生れて」
...おにおん倶樂部の總會の日...
林芙美子 「おにおん倶樂部」
...新聞の普及率は總戸數の二三パーセントに過ぎないさうだ...
林芙美子 「屋久島紀行」
...世界は總計百八十五區に分かれ我日本の如きも...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...(下)石之助とて山村の總領息子...
樋口一葉 「大つごもり」
...――――――――――――――――明和三年に大番頭になつた石川阿波守總恆の組に...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...歴史家は色々な場合に總勘定をしたがる...
吉川英治 「折々の記」
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