...大學を作るには、先日も述べたやうに何より大切なのは、よき教授を見つけて來ることで、總長は、その教授團の中から選擧で出來るものだ...
會津八一 「大學とその總長」
...母は一所懸命總身に力を入れての相談であるに...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...靜かな空氣は總てを支配した...
伊藤左千夫 「奈々子」
...總ての重要なる動詞の代用の役割を演ずるのである...
高田力 「ベーシック英語」
...總てが不自然になつて來た...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...總ての觀察が色眼鏡を通して來るから...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それらの總論として全體に渉つて論じたものが出來たかどうか分らない...
内藤湖南 「支那目録學」
...その他南朝の書籍増減の總數を書いてゐるが...
内藤湖南 「支那目録學」
...各その總議員の三分の一以上の出席がなければ...
日本国 「新憲法の解説」
...多分先代總七が思ひがけぬ利分や...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上總屋の奧で勢力を揮(ふる)つて居ることには疑ひもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それを明日は信徒總代が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「總領の吉之助は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...槍は物置の藁の蔭へ隱して置いたんでせう」總吉の説明は委曲を盡しますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...家中は總腰拔かしの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それ故本書はあらゆる場合に通ずる總稱として「將來」を採用した...
波多野精一 「時と永遠」
...その總べてに亘る知識を何人もが得ようとすることは...
松村任三 「大植物圖鑑」
...放れていつた總ての者が同じやうに彼にとつて親しい者に思はれて懷しかつた...
横光利一 「悲しみの代價」
便利!手書き漢字入力検索