...又縱令(よしや)かしこに往き着かんも...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...鹿兒島市に於て地震の最大震動は任意地點と震源地とを連ぬる方向の震動即ち縱波にして...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...孫等の縱の系列をすべて抱擁し...
石原莞爾 「新日本の進路」
...とこしへに精神の愛に飢ゑたる放縱生活の悲愁こゝに湛へられ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...この縱列の合計の百位の數字は5であるから...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...この縱列には□がない...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...而(さう)して貴方(あなた)は縱令(たとひ)三重(ぢゆう)の鐵格子(てつがうし)の内(うち)に住(す)んでゐやうが...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...分れ目に青みがゝつた白い地が縱横に見える...
高濱虚子 「俳諧師」
...只みのるの放縱がさせる業(わざ)であつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...切り倒した木も縱横に散ばつてゐた...
田山花袋 「歸國」
...(ろ)腰より足首に達(たつ)する二條の縱線を畫きたるもの...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...穴を縱の上部より底通迄に鐫りぬきて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...玄關から外を見ると二十人程の島民兒童がちやんと二列に縱隊を作つてやつて來てゐるのだ...
中島敦 「環礁」
...其元行ヲ求ムレバ唯縱横ニ架シタル木材ニ過ギザルガ如シ...
西周 「人智論」
...縱(たて)に横に幾筋となく小川が流れてゐて...
三島霜川 「水郷」
...人民は又二條のどれにも由らずに縱横に田畠を荒して歩くかも知れないと思ふ...
森鴎外 「假名遣意見」
...強暴惡戻にて放縱...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...さういふ怠惰や放縱があつては...
吉川英治 「折々の記」
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